クーラーに入れる氷って、どれが正解?板氷とペットボトル氷で実験してみた

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

【名作アーカイブ】〜板氷?ペットボトル氷?結局どれが一番冷える?〜

釣場速報が誇る人気連載、nomi氏の「ノミラボ」。その数ある実験の中でも、特に多くの反響をいただいた「クーラーに入れる氷の比較実験」を、改めてご紹介します。

この記事は数年前に公開され大きな反響を呼びましたが、その内容は今なお色褪せることのない、すべての釣り人必見の知識です。

本格的なシーズンを前に、クーラーボックスの保冷効果を最大限に引き出す「氷のキホン」を、nomi氏のユニークな実験と共におさらいしてみましょう!

クーラーに入れる氷は、ドレがいいのか実験!

クーラーに入れる氷ってドレがいいの? イェス! ノミラボにお任せ! 実験開始だぜ!ギュイ〜ん♪

釣った魚を美味しくいただくには、クーラーと氷は必須である。これから暖かくなるにつれ、冷え方も気になるところだ。

今回は、氷の種類による冷え方の違いを計測して見る。用意したのは、市販の1.7kgの「板氷」と、2Lのペットボトルに水道水を入れて凍らせた「ペットボトル氷」である。

容量的にはペットボトル氷のほうが少し多い。クーラーは、30年ほど愛用している17.5Lを用意し、水道水を満タンにして少し放置し、温度をリセットした。

温度計はセンサーと分離しているタイプで、センサーのみを蓋の内側に設置し、蓋の開閉は無しで計測してみる。

ペットボトル氷で実験

まずは、ペットボトル氷を入れ、10分ごとに計測。60分からは1時間ごとに計測した。

3時間後のペットボトル氷の状態が下写真。少し溶けているようだ。

板氷で実験

再度水道水を入れて温度をリセットした後に、板氷を入れる。

3時間後の板氷の状態が下写真。ペットボトル氷と同じ感じで、少し溶けているようだ。

今度は氷の量を増やしてみる。一度取り出した板氷を再度クーラーボックスに戻し、ペットボトル氷も入れてみる。今回はクーラーをリセットせずに、続けて計測してみた。

最終は、眠ってしまって計測が適当になってしまったが、12時間後の氷の状態。思ったよりも氷は溶けておらず、まだまだ充分使えそうだ。

結果をわかりやすくする為、線グラフにしてみた。

結果は、「氷の種類で冷え方の違いはあまりない!」

今回のノミラボ実験結果は、「氷の種類で冷え方の違いはあまりない!」。クーラーがかなり旧式のため、最新のクーラーだともう少し温度が下がるとは思うが、氷の種類による変化は、ペットボトル氷の方が冷えているが、2種を入れた時の方が温度が高いことから、気温か何か別の影響があったと思われる。氷を投入直後にどの氷も1時間ほどで最低の温度に到達している。そこから後の変化が、ペットボトル氷と板氷をいれた場合が温度の上昇が遅くなった。ペットボトル氷と板氷の300g程度の差では持続時間に変化は無いが、氷を多く入れると温度が下がるよりも、冷えを長時間持続できるようである。

この実験で今日もギターが冴えるぜ!ギュい〜ん。。。
だれかがやらねば。。。。
(※実験結果は素人実験の為、必ずしも結果が正しいとは限りません。)

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