魚臭さには何が1番有効? 身近なモノで消臭効果を検証してみた

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

釣場速報本紙で月1回の連載を寄稿して頂いているnomi氏。今回は、過去5年間の寄稿の中から、気になる記事をピックアップし、紹介していきたいと思います!

今回はこちら!

何が1番有効? 身近なモノで消臭効果を検証してみた!

「手に付く魚の臭いが気になるんだけど…」イェス! ノミラボにお任せ。実験開始だぜ。ギュイ〜ん♪

「釣りをしていて、手が魚臭くなるのは、勲章なんやで」ということで片付けてもよいのだが、まぁ確かに、洗ったつもりでも臭うのはあるあるだ。今回は、手に付いた魚の臭いを取ってみるぜ。ギュイ〜ん♪

魚が魚臭いのは当然だ。でも、手に臭いが付いたままだと、車のハンドルが臭くなったり、デートで彼女が手を繋いでくれなかったりと、気になる場面もある。

巷には、魚の臭い取りの商品が色々あるが、今回は、身近にあるモノで臭いが取れるかを実験してみる!

まずは、なかなか独特な青臭さのサワラを、SLJ(スーパーライトジギング)でサクっと調達。とても美味しい魚なのだが、釣れた後にそこら中に臭いが漂う。最高の素材だ!

いざ、検証開始!

左から塩、レモン、酢、茶葉

なんとなく臭いの取れそうなモノを家で物色してみた。「塩」「お茶の出がらし」「酢」「レモンの輪切り」「レモンの皮」を用意した。まずは素手でギュギュっとサワラを掴み、手に臭いをしっかりと付ける。クサイ(笑)。

そしてまずは大量の塩を手の平にまぶし、ゴシゴシと両手でこすってみる。塩のゴリゴリが何だか気持ちよく、臭いもゴリゴリ削り取ってくれそうだ。しかしながら手の平には、サワラの臭いが残っている。

よし次だ! 消臭効果があるお茶の出がらしをひとつまみし、両手でゴシゴシ! 手の平からボロボロとお茶葉が落ちていく。臭いの方は、お茶の臭いがほぼだが、かすかにサゴシの臭いが! しかも、床には手からぼれ落ちた大量の茶葉。

3番目は「酢」を手に取りゴシゴシ。ゴシゴシと言うか、液体なのでサラサラである。臭いの方は、酢の臭いが強烈で鼻をつんざく。 そして部屋中に酢の臭いが充満した。しかも手の平がツルツルになっている。なんだか危険な液体なのだろうか(笑)?

続いて「レモンの輪切り」、先ほどの酢とは違いよい香りが漂う。

ゴシゴシした後、チェックするが、ほぼ魚の臭いは消えレモンのよい香りが! これはいい!

最後に「レモンの皮」を絞って汁を沢山出して、手でゴシゴシ! 先ほどのレモンの輪切りよりも柑橘臭が強い。チェックすると、きっちりと柑橘系の香りのみで魚の臭いは消えた!

検証結果は、魚の臭い取りには柑橘系!

今回のノミラボ実験結果は、「魚の臭い取りには柑橘系がよい!」であった。身の回りにありそうなモノで、魚の臭いは結構取れそうである。

後処理のことや、洗った後の臭いなども考えると、柑橘系の皮が今回1番よかった。これからは、釣りの道具の中に夏バテ防止にレモンを忍ばせて、食べた後の皮で手を洗うのが流行ることだろう。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん。だれかがやらねば。

※実験結果は素人実験の為、必ずしも結果が正しいとは限りません。

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