釣果アップの秘訣、教えます! 気になる”釣り堀マスター”の技を公開!

春の陽気を感じる今日この頃。釣りがしやすいシーズンではあるが、海の中はまだ春になりきっていないので釣果が安定しないことも。

マダイをキャッチした由貴さん

それなら、手軽に美味しい魚の釣果が期待できる海上釣り堀だ! ということで今回は、釣り堀マスターの加納氏と共に、三重・五ケ所湾 礫浦の海上釣り堀辨屋にて、マスターの技を徹底取材。

海上釣り堀マスターの加納氏

この記事を読めば、あなたも釣り堀マスターになれるかも?

マダイが食い渋る時の対策術

海上釣り堀は1日釣れ続けることは珍しく、大抵食いが渋くなるタイミングがあり、アタリが少なくなったり、小さくなったり、掛けても浅掛かりが増えて、バレてしまったりする。加納氏に対策を聞いてみると、3つの対策術を教えてくれた。

①エサをローテーション

まずはエサをローテーション。加納氏は、アピール力の高い黄色に着色されたダンゴやエビ、ササミを試し、アタリがなければシラサエビやキビナゴ、イワシの切り身、小イカなどに変更していく。興味があるエサが分かるまでローテーションを繰り返す。

黄色に着色したエビ

キビナゴ

②アタリがあったエサのサイズを小さくする

アタリがあれど、突っ付くようなアタリだけで乗らない場合は、エサのサイズを下げることで、口の中に吸い込みやすくする。

③アワセのタイミングをワンテンポ遅らせる

「魚がバレてしまう原因は、アワセのタイミングが早すぎることがほとんどだ」と、加納氏は言う。特に食いが渋いタイミングは、それが顕著なので、加納氏は「今だ!」というタイミングから、ワンテンポ遅らせることで対策しているそうだ。

誘いを多用

加納氏は、活きエサ以外のエサを使用する時、エサをタナまで落とした後、2回竿を軽く煽って3秒ステイ。その後、糸をフリーにさせてまたタナまで落とす。を繰り返していた。

この誘いをすることで、エサが逃げる様子を演出することができ、また、広くタナを探ることができるという。

特にシラサエビを使ったこの誘いは、青物に効果テキメンなようで、今までこの誘いで数多の青物に口を使わせてきたようだ。

当日の当たりエサとタナ

マダイ

マムシとシラサエビ。マムシはイシダイ用に準備していたそうだが、マダイのアタリが出続けた。付け方は、5cmほどにカットして通し刺し。シラサエビは、2匹を抱き合うようにして付けていた。タナは、ほとんどが底付近だった。

エサのマムシ

エサのシラサエビ

青物

生きアジ、ウグイ。鼻掛けで使っていた。理由は、仕かけが絡みにくく、アジが自由に泳ぎやすいからだそうだ。タナは、底から少し浮かせて6~7mほどでアタリがでていた。

生きアジ

 

ぜひ、この記事を参考に海上釣り堀を満喫し、釣果アップに繋げてほしい。

■取材協力:海上釣り堀辨屋

 

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