【五ヶ所湾マダイチャレンジ】わずか数日で予約満船!人気の釣り大会をレポート

2023五ヶ所湾マダイチャレンジ

春が本格化し、マダイの好期がやってきた。そのマダイを釣り上げようと、三重・南伊勢の五ヶ所湾釣船会が開催したのが、「2023五ヶ所湾マダイチャレンジ」。

当日の参加者の一部と船長との記念写真。当日は80人の釣り人が参加した

 

わずか数日で予約がいっぱいになった今大会を取材すべく、潜入することに。

4月23日、5時頃には港に多数のアングラーの姿が。当日は80人の参加者が集まった。受付けを済ませたら開会式を行い、それぞれが乗船する船のもとに。出船して各船がマダイを狙うべく、ポイントへと向かう。

開会式の様子

 

記者が乗船したのは、礫浦漁港の光栄丸

礫浦漁港から出船している、光栄丸

 

今期は深場で釣れていることが多いらしい

中村船長に最近のマダイの状況を伺うと「今年はマダイが深場で釣れている傾向があるから、風が大丈夫そうなら、少し深場へ行くよ」と教えてくれる。

「70mのポイントから始めます。どうぞ」と、船長からアナウンスがあり、釣り始めた。

この大会は、エサは使用禁止のルアーのみでマダイを釣り上げる大会。そのため、釣り人たちは、タイラバやジギングでマダイを狙う。

アヤメカサゴやエソなどのアタリはポツポツとあるのだが、マダイの食いは渋いようで、アタリがでない。

アヤメカサゴを釣り上げた、クレイジーオーシャンスタッフの太田氏

 

どうやら、ほかの船もマダイが釣れておらず、全体的に食いが渋いようだ。船長が何度かポイントをかえてみるも、魚の食い気はなく、難しい状況だ。

タイラバで見事なマダイをキャッチ

後半、風が緩みだしてから、当日乗船していたクレイジーオーシャンの津井氏がタイラバのヘッドをTGから鉛にチェンジ。どうやら、フォールスピードを遅くして、マダイにしっかりとフォールで仕かけを見せるようにするらしい。

仕かけをかえてすぐ、待ってましたと言わんばかりに、ゴゴンとアタリ、津井氏はすぐにアワセを入れた。どうやら、前半から触ることはあったそうだが、食いが渋いのか、追ってこなかったそうだ。

これが功を奏して、魚が乗る。ゴゴン、ゴンとマダイと確信できるような引きで上がったのは、見事なマダイだった。

ワームを付けていたのがよかったそうだ!

光栄丸でクレイジーオーシャンのフィールドテスター津井氏が釣り上げた、良型のマダイ

 

これで優勝は決まりかと思ったが、前半以降にマダイをキャッチした人もいて、残念ながら入賞を逃した。とは言え、マダイチャレンジは成功。各船では、見事な美形マダイがポツポツながら上がった。

結果発表

帰港後は結果発表。マダイの部では見事なマダイを釣り上げた、水谷隆彦氏が優勝の栄冠を手にした。

優勝した水谷隆彦氏と神野梓さん

 

結果発表の後には、人気釣りガールの神野梓さんが登場し、じゃんけん大会で南伊勢町の特産物などが配られ、大会は大いに盛り上がり、幕を閉じた。

人気の釣りガール、あずあずこと、神野梓さん

 

現場の生情報

当日、記者が乗船していた光栄丸でマダイを釣り上げた、クレイジーオーシャンのフィールドテスターである津井氏に話を聞いた。

すると、この日の序盤はTG製のタイラバヘッドを使用していたが、途中でフォールスピードを落とすため、鉛のヘッドにかえたのがよかったとのこと。

効果テキメン! オススメのワーム

また、タイラバの針にワームを付けていたことが功を奏したらしい。状況にもよるが、この時期のタイラバには、ワームを付けるのが釣果アップのコツのひとつのようだ。津井氏が付けていたのは、クレイジーオーシャンの「海毛虫カーリー」のシラス型と、「海毛虫HF」のクリアパープルラメだ。

マダイの口元には、海毛虫HFのクリアパープルラメが掛かっていた

 

津井氏がマダイを釣り上げた時に使っていた、海毛虫シリーズのワーム

 

入賞者

マダイの部

優勝:水谷隆彦 59.5cm タートル号
2位:飯尾高章 58cm タートル号
3位:務川五月 52.5cm 三吉丸

青物の部

優勝:川平朱音 74cm 三吉丸
2位:伊豆川陽介 73.5cm 海桜丸
3位:田岡希明 73.5cm 金録丸

他魚の部

優勝:森川亨 シイラ 67.5cm 三吉丸
2位:植前太希 ホウキハタ 45cm 海晴丸
3位:上野真司 マハタ 45cm 愛光丸

(以上、敬称略)

ギャラリー

 

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