記者のホームである大阪湾では、もう少しでテンヤタチウオがシーズンイン。
今年はどんな状況で、どんなテンヤタチウオが楽しめるのか……とソワソワしています。今年記者が気になっているのが、チタントップのロッド。
ソリッドティップよりも軟らかくしなやかで、前アタリやフォールのアタリも大きく穂先に現れるので、目感度がギンギンに効くのがチタントップ。
ですが、チタントップの弱点は重さ。カーボンやグラス素材に比べて重いため、先重りになってしまうのが弱点なのですが、その弱点を克服しつつ、チタントップの中でも極軟な穂先を搭載したロッドを、アルファタックルで発見!
これは気になるぞ……。ということで紹介!
アルファソニック タチウオテンヤ GZ
それが「アルファソニック タチウオテンヤ GZ」。2023年に発売されたばかりの新製品です。

△ガイドは糸抜けのよいSiCガイド
MODEL | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 錘負荷 (号) | L1(mm) | L2(mm) | メーカー希望 小売価格(円) |
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NEW180MH | 1.8 | 2(B) | 133 | 148 | 0.8 | 11.2 | 30-60 | 540 | 400 | 45,000(税別) |
アルファソニック「アルファソニック タチウオテンヤ GZ」詳細ページはこちら
コンポジットチタニウムソリッドトップ搭載
「アルファソニックタチウオテンヤGZ」には、超高感度でしかも超柔軟なコンポジットチタニウムソリッドトップ・CTSを穂先に採用しています。

△触れただけでもよく曲がる超柔軟穂先
食い上げやフォール、あとはモゾモゾと居食いをするようなアタリも明確に伝えてくれそうですね。
記者が気になったのは、「アルファソニックタチウオテンヤGZ」の調子について。
9:1? それとも8:2か? HPにも表記がなかったので早速開発担当の方に聞いてみると、「チタンの柔らかい穂先だけが柔軟に曲がる、9∶1調子というイメージ」とのことでした。
チタンの柔軟な穂先に固めの調子。攻めて掛けていくアングラーにはカナリ刺さるロッドなのではないでしょうか!
先重り…しない!?
先述しましたが、チタンティップの弱点は素材の関係上先重りしてしまうコト。
しかし実際に持って見ると……先重り感がしない!?
これは全体的なバランスを見直した結果で、リールセッティング時・実際に構えた時など、とにかく先重りをしないようにセッティング。
グリップエンドにメタルパーツを使用しているのもそのため。
コレが何ともカッコよくて、カナリ所有感が満たされます(笑)。
ずっと気になっていたチタントップのロッド。しかも、その長所を伸ばしつつ、弱点をカバーした素晴らしいロッドなのでした。
