三重・紀北町・東長島の「海上釣り堀 正徳丸」にて、「2023 チャレンジシップ正徳丸 S-1CUP」が12月3日に開催された。
このイベントは、今回で25回目。例年100人規模で開催されており、予約が始まるとすぐに埋まってしまう人気の釣り大会だ。
ルールは、海上釣り堀で釣った魚の総重量で、一般男性の部、女性・中学生の部、子供の部の3位までが表彰される。
7時から開会式がスタートし、正徳丸の若林店長からルールなどの説明が行われた後、実行委員長の田中敏哉氏などが挨拶をしてから釣座へと向かう。

▲実行委員長の田中敏哉氏
8時過ぎに若林店長の合図で、競技がスタート。マダイは前日に放流されているため、まずはマダイから狙う人が多い。
朝イチは魚の活性が高く、マダイが次々ヒット。
エサはダンゴのほか、ササミやシラサエビで釣っている人がいた。しばらくすると、朝の時合が終わり、食いが落ち着いた。
しかし、10時頃から美味しい伊勢ブリやシマアジ、そしてアラクエなどが放流され、釣り人の活性が上がる。
青物狙いに仕かけをチェンジして青物を狙うと、「青です!」と、あちこちで声が聞こえる。強烈な青物の引きを味わいながら、場内が大きく盛り上がった。
気付けば13時半で納竿の時間。検量が終わると、結果が発表され、各部門3位までが表彰された。

▲一般男性の部の入賞者。左から2位の安藤帆志氏、1位の鈴木靖士氏、3位の中村欽也氏。優勝者は27.7kgの釣果

▲女性・中学生の部の入賞者。左から2位の川上智宏くん、1位の伊藤由美子さん、3位の伊藤寿恵さん。優勝者は17.8kgの釣果

▲子供の部の入賞者。左から2位の森琥士くん、1位の今井壱星くん、3位の高野翔大くん。優勝者は8.8kgの釣果
残念ながら入賞できなかった人も、全員に抽選会で豪華賞品が当たるのが、この大会の嬉しいところ。テレビや冷蔵庫などが当たり、大盛況で釣り大会は幕を閉じた。