ビギナーでも、気軽に大物の引きが味わえて楽しい海上釣り堀。
しかし、釣り方やエサのチョイスで、釣果には大きな差が出る。
ここでは、12月3日に三重・紀北町の正徳丸で行われた「2023 チャレンジシップ正徳丸 S-1CUP」と言う大会で、よく釣っていた人の釣り方や、よくアタっていた当日の当たりエサなどを紹介したい。
当たりエサ
マダイ狙いによかったエサ
朝イチはマダイを狙っている人が多かった。ほとんどの人がマルキユーのダンゴエサを持っており、「マダイスペシャル」をよく使っていた。
朝イチの時合が終われば、少し食いが渋くなったので、マダイスペシャルに比べて軟らかい「マダイイエロー」がよかったように感じた。

▲ダンゴもエサ持ちがよいのと、バラけて集魚力を高める軟らかいダンゴも持ってきていた方がよい

▲食い渋りに効くマルキユーの「マダイイエロー」と「ホットイエロー」

▲甘エビを甘エビの脳味噌漬けにしていた人も。マダイやシマアジによいそうだ
青物狙いによかったエサ
また、青物狙いは生きアジやウグイを使っている人が多かったが、よくアタっていた人に話を聞くと、「キビナゴ」を使っているとのこと。キビナゴの場合は積極的に誘いを入れることが、釣果を伸ばす秘訣だそうだ。

▲青物狙いに効果を発揮していたキビナゴ
タナは底周辺
魚の食いが朝イチ以外は、渋かった当日。釣果を伸ばしている人に話を聞くと、「魚があまり浮いていないから、底周辺のタナがいい」と話していた。定期的にこまめに底取りをして、根掛かりしない程度のタナを攻めるのがよいとのこと。
また、ウキ釣りの場合は魚に違和感を与えないように、海面しぶしぶにするのがベター。また、定期的に誘いを入れるのがよかったように感じる。
ぜひ、これを参考に、海上釣り堀で釣果を伸ばしてもらいたい。