シトシトと、雨が降る梅雨ではなく、今年はシケるような荒れ模様の日が多い梅雨。
そんな日が多いので、少しでも天候がよい日が釣りに出掛けたくなりますよね!
水温も安定して高く、釣りに行くにはとてもいい時期です。
雨が強過ぎると、少しキツいかもしれませんが、小雨程度なら涼しく気持ちがいいですよね!
さて、今回は私自身が最近食べて「えっ、めっちゃウマいやん」と思った魚、というか魚の卵をお教えします。
と言っても、すでに写真やタイトルでネタバレしまくりなのですが、どんな味だったかもお伝えするので、ぜひお付き合いくださいね!
人気のターゲット「イサギ」
今回紹介する魚はイサギです。
イサギは外洋の岩礁帯に生息しており、日本ではさまざまな地域で、その姿を見ることができます。
人気の釣りのターゲットのひとつで、磯釣り、船のエサ釣り、最近ではSLJ(スーパーライトジギング)と呼ばれる、とても軽いジグを使ったルアー釣りでも狙われています。
そんなイサギはエリアにもよりますが、梅雨が産卵の時期。
卵も白子もプリップリになります。
身を食べるなら、まだ卵や白子が小さい時がオススメで、皮目に脂が乗り、炙るとビックリするぐらい脂が溢れ出してきます。

旬のイサギは脂が乗って美味しい
これはこれでとても美味しいのですが、今回はイサギの卵と白子が主役です。
釣り人の多くは白子を塩焼きや湯通して食べられており、濃厚でとても美味。
新鮮であれば、全く臭くもありません。

イサギの白子
しかし、卵は食べない方もいて、食べる方も煮付けがほとんどです。
でも実はこの卵こそが、超が付くぐらいの美味なのです。
この卵の1番の食べ方は生です。

イサギの真子(卵)
もちろん、新鮮なものでなければ、臭みが出てきますので、釣れたその日に持ち帰ったものを食べることを強くオススメします。
この卵、イメージだとプチプチしていて、ちょっと生臭いかな…、なんて思う人もいるかもしれませんが、全くと言っていいほど臭みはありません。
生で食べると、イメージだとウニに近い食味です。
とても濃厚で、滑らかな舌触り、とにかく美味しいのです。
今が最盛期のイサギ釣り。
釣り人の特権とも言えるこの卵をぜひ、味わってほしいものです。
ちなみにですが、この卵、生だと臭みはありませんでしたが、炙りや焼きにすると、少し生臭くなってしまいました。
なので、ぜひ釣れたその日に生で味わってみてくださいね!
「え、こんなに美味しいの⁉」とびっくりしてもらえれば幸いです!
これから、季節は夏。
生物を食べるには、管理に気を付けてお楽しみください!