記者が愛してやまないティップランロッド。それが天龍の「ブリゲイドフリップTR」の【BFT632S-MHS】という機種。
深場や潮流の早いエリアの攻略や、大型アオリイカ狙いに焦点を合わせたモデル。水深20~50m程で30~50gが扱い易く70g以上のエギにも対応可能。ディープエリアで僅かな変化を逃さないティップと、潮流や大物の抵抗にも負けないバットパワーが魅力。20~60g程のメタルジグを使ったスーパーライトジギングにも対応できます。(PE1号以内、リーダー3号以内のご使用を推奨します)
出典:天龍公式製品ページ
このロッドを買った経緯は単純で、ティップランの誘いを貰ったから。
ただ、これから先もやり続けるか分からないのに、ティップラン専用ロッドを買うのは……ということで、専用機ではあるもののSLJやバチコンにも使えるという点に惹かれ購入。
ちなみに【BFT632S-MHS】という機種を選んだ理由は、使用できるルアーウエイトがMAX100g(キャストMAX35g)と幅広かったから。
ティップランでは深場や潮流の早いエリアの攻略を想定されて作られているので、浅場では多少オーバーパワーになるだろうが、使えないことはないだろう、と。
……で、今ではタイラバ、アマラバ、バチコン、ボートタチウオ、ボートロックフィッシュなど、あらゆるライトゲームに連れていく“相棒”となっている。
とにかく“懐が広い”ロッド
見出しにもあるが、「とにかく懐が広い」というのが記者の感想。
というのも、ブリゲイドフリップTRのコンセプトは、オフショアにてエギングロッドの応用力を最大限に活かし、アングラーの使い方次第で、色々なターゲットを相手に遊べるロッド。
そのため、繊細なカーボンソリッドの穂先はマグナフレックス製法で作られていて、非常にソフト。アタリも目・手感度共に分かりやすい。
バット部はMHパワーで大物の引きを受け止めるマッスルさと、採用されているC・N・T素材のおかげでしっかり粘る。良型のアカハタの強烈なファーストランでも安心してファイトできた。
柔らかい穂先×強いバットが高次元で融合しているので、どの釣りに使っても違和感が少ない……そんな感じ。
ただし、穂先は非常に繊細なので、キャストはアンダースロー、取り込みは慎重にしなければならない。まあ、基本的なことなのでそこまでは気にならない。
ロッド選びに迷った方はぜひ
以上、プロでもない記者が愛してやまないロッド「ブリゲイド フリップ TR」の紹介でした。
最後に。インプレッションではあるまじきことなのだが、実はこのロッドで肝心のアオリイカを釣れていないのです…。天龍さん、すみません。
でも、“オフショアの釣りを存分に楽しめる”というコンセプトは、しっかりと感じることができた。
いろんな釣りをしたい、でもロッド選びに困っている。そんな方は、ぜひ、釣具店で触ってみて欲しい。
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