やればハマる、楽しい「ヤエン釣り」
「今まで、何で知らなかったんだ」と、この釣りを経験してから、もっと早くに知っておけばよかったと感じているぐらいに、ハマっている「ヤエン釣り」。

▲ヤエン釣りの人気ターゲット「アオリイカ」
生きアジを泳がせてアオリイカを狙う釣りで、アオリイカがエサを食ってから、ヤエンに掛かるまでのドキドキ感がたまらない。
アオリイカが濃い”和歌山・三尾川のカセ”
各地で狙うことができるが、圧倒的なアオリイカの濃さで、ここ最近好調なのが、和歌山・三尾川のカセ。

▲のんびりと釣りが楽しめるカセ釣り
ここでは、2kg級のアオリイカが続々と上がっている。そこで、5月10日に三尾川漁港のりき丸へと行ってきた。

▲和歌山・三尾川のりき丸

▲りき丸では生きのよいエサを販売してくれるので、持ち込む必要がないのが嬉しい
当日は凪で、波もなく絶好のヤエン日和。船長にポイントまで連れて行ってもらうと、準備をして早速釣り始めた。
開始してしばらくすると、ズッシリとした重みがきた。しばらくエサを食わせてからヤエンを投入するも、藻が邪魔をしてヤエンがアオリイカに届かない。
記者が何度もバラしていると、りき丸の川端船長が見回りに来た。話を聞くと、どうやら藻が多い場合には「素早くヤエンを入れる方がよい」らしい。

▲釣り方のアドバイスをしてくれた、りき丸の川端船長
そこでアオリイカが掛かったらすぐにヤエンを投入。すると、ヤエンがアオリイカに届いたのか、アオリイカが暴れ出した。すぐに合わせると、かなりの重みがきた。
今までに味わったことのない重量を感じながら上げてきたのは、デカいアオリイカ。無事にタモ入れをして計測すると、その重さは何と2.47kgだった。

▲アオリイカを釣り上げた筆者。2kgオーバーは初めてだった
同船者のベテラン青山氏は2kg級頭に2ハイで、満足の釣果。

▲アオリイカを釣り上げた、つりそく船釣りクラブの青山氏
当日は釣り人全員が2kg級を釣っていて、三尾川のポテンシャルの高さを感じた。

▲ベテランアングラーの大阪のクラッチ氏も大型をキャッチ
まだまだ楽しめる三尾川のアオリイカ。大型の強烈な引きを味わたい人は、今がチャンスだ。