気になっていた「ケイムラ」
巷で話題の”ケイムラ”。
「ケイムラって何?」と、思っていた方も多いはず…。
ケイムラが何かと言うと、蛍光紫の略で紫外線が当たると発光します。
出典:がまかつ
海中で妖しく光るため、鈎そのものにアピール効果があります。
筆者もケイムラを多用している釣り人の1人で、釣りによっては外せないアイテムのひとつとなっています。
「伊勢尼(リアルケイムラ)」
がまかつの不動の人気シリーズ「伊勢尼」からも新たに「リアルケイムラ」カラーが登場。
6~13号と幅広いラインナップなので、さまざまなターゲットで使うことができます。
しかも、希望本体価格は300円と超オトク。持っておくべきな鈎のひとつです。
・伊勢尼(リアルケイムラ)
がまかつ公式「伊勢尼(リアルケイムラ)」の詳細ページはこちら
「イサギ」でケイムラ鈎の効果を検証
さて、今回は実際に「伊勢尼(リアルケイムラ)」使って、イサギでもケイムラの効果があるかどうかを試してくれたお話をご紹介。
つりそく船釣りクラブの会員として、週間 釣場速報に多数の寄稿をしてくれ、関西の船釣りに精通している、伊勢村誠介氏からいただいた、和歌山・白浜沖のイサギ釣りのレポートをお届けします。
さて、ケイムラ鈎はイサギ釣りにも効果はあったのでしょうか…?

▲つりそく船釣りクラブの伊勢村誠介氏
会社仲間との懇親釣り会。初心者もいるので、比較的簡単な船の流し釣りで旬のイサギを狙おうということで、和歌山・白浜沖のイサギ釣りに行くことに。
5時に出船し、西へ20分ほど走った白浜沖が、イサギのポイントです。
1投目、タナ40mの指示で45mまで落として、5m巻き上げ。竿を大きくシャクってマキエを出すも、アタリなし。
3投目でようやくアタリが。竿が大きく曲がり込み、ゆっくりと巻き上げていくと、小気味よい引きがあり、上がってきたのは35cmの丸々と太った麦わらイサギ。
その後もすぐにアタリがあり、イサギをゲット。ですが、大サバが集まってきたため、ポイントを移動。
次はタナ35mの指示。探見丸には、根の上に赤い塊が見えます。ミヨシで釣っていた中谷氏に大きなアタリで、イサギがダブルで上がってきました。
水深33mで待っていると、大きなアタリが。竿が大きく弧を描きます。上がってきたのは、38cm。ジャンボには届きませんが、グッドサイズでした。
次のポイントは水深35mで、タナ25mの指示。待つこと3分で、大きなアタリ。重量感のある引きですが、大サバでもマダイでもないですが、何度も暴れます。上がってきたのは、42cmと37cmの丸々としたオオモンハタのダブルでした。
イサギも十分釣れたので、ウメイロ狙いのポイントに移動。マキエなしで、水深30mで待っていると、アタリが。底へ突っ込むウメイロの引きが伝わってきます。
上がってきたのは、25cmの良型。ウメイロは2連でも上がり、合計10尾ゲット。
最後にイサギのポイントに戻り、大きなアタリと引きを楽しみ、ジャンボに届きませんでしたが39cmを釣り上げ、雨が強くなり10時45分にストップフィッシングとなりました。
ケイムラ鈎の検証結果
この日は
・伊勢尼(リアルケイムラ)
・イサキ針のシルバー
どっちに食ってくるかのテストをしました。

▲がまかつの「伊勢尼(リアルケイムラ)」。当日は9号を使用しました
当日は活性が高く、どちらにもアタってきましたが、どちらかと言うと、ケイムラが多い結果に!
検証は成功で、今回のイサギでもよい結果となりましたので、ケイムラ鈎は要フォローです。
ちなみに、4月のつりそく船釣りクラブの釣行会では、伊勢尼タイプではありませんが、ケイムラ仕様の鈎でオニカサゴの良型を釣り上げました。

▲京都・宮津沖で4月にケイムラ鈎で大型のオニカサゴを釣り上げた伊勢村氏
・竿:2.4m胴調子の竿
・リール:小型電動リール
・道糸:PE2号
・仕掛け:天ビン50cmにサニーカゴビッグα、オモリ80号。クッションゴム50cmに、自作仕掛け(幹糸フロロ4号4.5m、伊勢尼(リアルケイムラ)9号とイサギ針9号の2本針)

▲「伊勢尼(リアルケイムラ)」で作った、伊勢村氏オリジナルの仕かけ