良型キスが期待できる釣り場を紹介! 漁港沖一帯の海底は砂地で、投げ釣りの好場

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

大阪・泉南 西鳥取漁港

ここは車を駐車できる所が少ないので、電車釣行の方がよい。 南海電車の鳥取ノ荘駅下車で、海の方へ20分も歩けば着く。

漁港の波止は先端近くまで外側が1段高くなっているが、階段を上がった所から波止は平面で、外側のテトラも波止とツライチなので、 テトラから入れる。

波止の先端部はテトラ帯で、灯台周りだけがコンクリート。テトラを歩けば灯台まで行けるが、足元には要注意。1段高い波止下のテトラから釣れなくはないが、テトラの上を歩いて行くほかないので、要注意。漁港から西の浜には石積み波止があり、カギ型に曲がった波止から投げるとキスが狙える。

夏の風物詩を投げ釣りで狙う

大阪湾の泉南沿岸一帯で、キスが釣れている。先週は尾崎漁港へ行ったので、今回は少し南の鳥取ノ荘の西鳥取漁港へ行った。ここも、漁港を囲う外波止が釣り場で、波止の外側一帯はテトラが入っている。

西鳥取漁港地図

波止の先端近くまでの外側は1段高くなっていて、テトラへは下りれないが、階段を上がった所から先は、波止とテトラがほぼツライチなので、テトラから釣りができる。

漁港沖一帯の海底は砂地なので、キスとガッチョなどがよく釣れる投げ釣りの好場。

当日は、階段を上がってすぐの地点で、10時頃から釣り始めた。

今のキスは遠投しなくても、ほんの近場で釣れるので、竿はエギングロッドの2.4,。スピニングリールに、道糸はPE1号。 軽めの天ビンオモリで、針は白狐2号の4本仕かけ。エサは石ゴカイ(半分に切って)。

1投目は正面の30m先へ投入。ゆっくり5、6m引いてくると、早くもコンコン、ブルブルーッとキスの鮮明なアタリ。そのままリールを巻くと、15cmほどのキスが上がってきた。

2投目は斜め左へ投入。テトラ帯の前10m付近に投げる。

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うっすらと海底が見える浅場だが、今はそんな浅場でもキスが釣れるもので、 2、3m仕かけを引くと、ブルブルッと大きなアタリ。これが何と、22cmもあるキスと小さなガッチョのダブルで上がってきた。幸先がよいが、浅場だけに後が続かない。

しばらく攻めるとフグがやってきて、エサだけでなく針まで取られる。針まで取られては、かなわないので、テトラ近くを釣らないで、沖を釣る。沖を釣ると言っても、 せいぜい50mほど投げるだけ。それでも投入ごとにアタリがある。

コンコン、ブルブルとくるのはキスで、コンコンだけだったり、ブルブルだけだったり、アタリは多いのだが、針にはなかなか掛かってくれない。

10mほど手前まで引いてきて、やっとブルブルっと針掛かりするキスが何回かあった。

仕かけが合っていないのか、エサの付け方が悪いのか、とにかくアタリが多い割には、針に掛かる魚は少なかった。

14時頃から西寄りの風が強くなってきたので、納竿。

釣れたキスは14尾で、サイズは10cmぐらいの小型が4尾、15cm前後が9尾、22cmが1尾、ガッチョは5尾。釣ったフグは5尾、ハゼが1尾だった。

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