【イカメタルで深ダナを攻略!!】「フォール&シャクリの誘い下げ」と「力強いシャクリの誘い上げ」がハマって、型揃いのマイカが連発
「マイカ(ケンサキイカ)の乗りが上向き始めた」との情報を聞き、先日は福井・小浜新港の福丸で久しぶりにプライベートの釣りを楽しんできました。
航程1時間半ほどで、アンカーを入れたのは冠島の北東沖。水深100mの深場です。
潮は西へほどよく流れていましたが、船長からは「メタルの方は20号でやってみてください」と釣り開始のアナウンスがありました。
日が沈んで集魚灯が効き始めた19時45分頃に、船中の1パイ目のマイカが登場。船長のアナウンスでは「タナは底付近」とのことです。
この頃から、水面下には小サバの大群、それより下は30~40cmのサバが、「これでもか!」とスッテやラインにアタックしてきます。
そんな中、シャクリをフォールの前後に入れて、テンションフォールやフリーフォールで刻んで誘い下げていくと、95mで初アタリがでました。
これを合わせると、重量感はないですが、バッチリとヒット。筆者の1パイ目は胴長13、14cmの小型マイカでした。

▲20時頃に上がった1パイ目のマイカは胴長13、14cmの小型
そこからは同じパターンで誘い下げ、底まで到達すれば、深場だけにスッテをしっかりと動かすイメージで力強くシャクって、今度は誘い上げます。
ソフトな誘いを入れる時も、大きく動かして、イカに仕かけを見せるイメージで誘いました。
すると、このパターンがハマって、自身のリールのカウンターでは80~100m(底はカウンターで110m前後)で、フォール中にフワッと穂先を浮かせたり、シャクってピタッと止めた途端にグイッと引き込む、掛けやすいアタリが連発。

▲2ハイ目からはサイズアップして、胴長20~25cmがアベレージサイズに。この頃から船中では、大剣もチラホラ上がった
この日は釣れるイカが、アベレージで胴長20~25cmと型揃いなので、掛け合わせた瞬間の、ズシッと腕から肩にかけて伝わる重量感が堪りません。
船中では、大剣(胴長40cm超)もチラホラ上がっており、サイズに関しては古谷研二船長も「今期イチ揃っている」と話していました。
終盤、筆者にも抜群の重量感のイカがヒット。慎重に巻き上げて抜き上げると、手尺(筆者は手を一杯に広げて20cm)で2つ分あったので、「大剣ゲット!」とテンションはMax。

▲「大剣」にはチョイ足らずだったが、筆者は最大胴長38cmのマイカもゲット
帰宅後の計測では、胴長38cmと「大剣」にはチョイ足らずの「泣き大剣」でしたが、数は最終的に船中でトップの22ハイをゲット。
トレーに並んだ型揃いのボリュームあるマイカに、大満足の釣行となりました。

▲大型のアルミトレーに所狭しと入った型揃いのマイカ
小浜沖では、以降も安定して好釣果が続いており、今夏はイカメタルやオモリグでマイカ狙いが、まだまだ楽しめそうな気配です。