【5分で分かる入門編】「船カワハギ釣り」基礎講座! 釣り方やタックルまで解説

カワハギ特集

年々人気が高まっている「船カワハギ」。

釣り物が少なくなってくる晩秋~冬でも楽しめること。そして、別名「エサ取り名人」と言われるカワハギを攻略していくテクニカルな一面もあり、その面白さにドハマりするアングラーが急増中!

今回は、そんな「船カワハギ」の基本となるタックルや仕掛け、誘い方などを全解説していきます!

タックル&仕掛け

ロッド

▲がまかつ「エクスシグナルカワハギ」

▲アルファタックル「アルファソニックカワハギ」

船のカワハギ釣りは専用ロッドの使用がベスト。理由としては、カワハギの小さなアタリを感じ取ることができる、感度がよい穂先を持ったロッドが必要となるため。

代用ロッドとしては、9:1調子のテンヤタチウオロッドや、カットウフグロッドなどが挙げられますが、できれば専用のタックルを揃えることをオススメします。

リール

▲ダイワ「アドミラA」

リールは1号程度のPEが100m以上巻けるキャパシティを持った、小型両軸リールがベター。

基本的に底付近を狙う釣りなのでカウンターは不要。手感度を上げるために、軽量なリールが好まれることが多いです。

カワハギ釣りは頻繁に仕掛けを引き上げる釣りになるので、手返しよく仕掛けを回収できるハイギアのリールがオススメです。

ライン

▲メジャークラフト「弾丸ブレイドクロス」

0.6〜1.5号のPEラインを道糸に、根ズレに強いフロロカーボンのハリスを接続します。

ただし、完成済の仕掛けを使う場合、ハリスは不要です。

仕掛け

基本的には船のカワハギ釣りも、堤防釣りの仕掛けと同じもの使用することが多いです。具体的には、胴突き3本針仕掛け。

針は大きく2種類あって、吸い込み重視のセイゴバリと、掛け重視のハゲバリ。状況によって使い分けることもありますので、どちらも用意しておくとよいでしょう。

また、カワハギの口が堅いこと、針が細く繊細なことから、こまめな針の交換が必要なので、替え針も複数用意していると◎。

オモリは20~30号がメイン。カラーは発光によって食いに違いが出ることもあるので、複数持っておくことが釣果を伸ばすキモ!

エサについて

▲マルキユーの「カワハギゲッチュ」

▲そのままでも使えるがヌメリがあるので、締めて、洗ってヌメリを取るのがベター

船カワハギに使うエサは、アサリがベスト。

カワハギはよくエサを取るため、エサは余裕を持って多めに持っておくのがベター。

アサリはヌメリが多く、そのままではエサ付けに苦労します。そのため、アサリ用のアミノ酸入りの締め材を使ってヌメリを取ります。ヌメリが取れるだけでなくエサ持ちがよくなり、アミノ酸の効果で食いもよくなりますよ。

▲ダイワ「アミノソルト」

▲マルキユー「アミノ酸α」「ウマミパワー 大漁ボトル エビ」

アサリの付け方

カワハギ釣りは、アサリの付け方がとても重要。特に内臓を好んで食べるため、針先を内臓に刺しておくのが大切です。また、気付かないうちにエサが取られていることもあるので、こまめに仕掛けを上げて、エサが付いているか確認しましょう!

アサリの付け方

①水管に針を通す
②ベロを縫い刺しする
③内臓に針を刺す

針先は出さないようにする

▲エサ付けした針

内臓だけ取られたエサ

動画で見るアサリの刺し方

 

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カワハギの釣り方

①仕掛けを投入

②オモリが着底すれば、竿をゆっくりと上下して誘う

③誘った後にステイして、アタリを待つ

④アタリがあれば、竿を上げていき聞き合わせていく

⑤カワハギが掛かれば、リールを一定速で巻き、やり取りを楽しもう!

以上が、誘いの一連の流れ。

カワハギ釣りは誘って興味を惹きつけ、そして食わせる間(ステイ)を作ることが大切! ずっとステイのままだと、いつの間にかエサを取られていることが多々あります。

また、カワハギ釣りには、①宙釣り(オモリを底から切る)②たるませ(オモリを底に付けて仕かけをたるませる)③ハワセ(オモリを底に付けて、仕掛けを底にはわせる)とさまざまな釣り方があるのも面白さのポイント。

誘いの引き出しを多くもっておけば、状況に合わせてどの釣り方が合うか試すことで釣果に繋がります!

基本的なことはお分かりいただけたと思うので、後は実践のみ! ぜひ、これから増々楽しくなる船カワハギ釣りを思いっきり楽しんでくださいね!

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