【東北エリアのテンヤタチウオ】タチウオの北限へ初釣行!

寄稿:高槻慧

高槻 慧(たかつき さとし) プロフィール

小学生でバスフィッシングを始め、今では沖釣りにハマり、タチウオ、マルイカ、カワハギなど、東京湾を中心としたテクニカル系の釣り物を得意とするダイワフィールドスタッフ。「釣りは魚を釣ることじゃない、魚釣りを楽しむことだ」をモットーに釣りの楽しさを伝える若き名手。東京湾でのテンヤタチウオ釣りをけん引する名手の一人で、「ノンストップ・バイブレーション釣法」の開発者。2020大阪湾タチウオKINGバトルのセミファイナリスト・同2021のファイナリスト

ダイワ船テスターの高槻慧です。

東京湾をホームに日本各地のテンヤタチウオを楽しんでおりますので、私なりの情報発信ができればと思います。

さて、日本全国でテンヤブームになっている昨今。

東北エリアのテンヤタチウオ

フリークの皆さまも1度は「どうやら東北でもタチウオが釣れ始めたらしい」と聞いたことがあるのでは?

さまざまな理由で海や魚がかわってきていますが、釣れていると聞けば、行きたくなるのが釣り人の性。

今回は7月上旬に釣行した、宮城県北部の追波湾でのテンヤタチウオ情報をお届けします。

お世話になったのは宮城県南三陸町の大隆丸(だいりゅうまる)。各メーカーの方々も利用する、人気の船宿です。

港からポイントの追波湾までは、自然豊かな海岸線を眺めながら、航程30分ほど。

ポイントの水深は40~60m台で、テンヤの号数は40号。

ジギングの釣り人が多かったですが、テンヤの人もチラホラ。東北でも、流行ってきている兆しです。

エサは小羽から大羽イワシやサンマを準備しましたが、中羽イワシが結果的には反応がよかったです。

探索を重ねて反応を見付けるも、「底貼り付きの反応だよ」と、船長からのアナウンス。

ボトムから5m前後を、ジャークからのステイ3、4秒を重点的に繰り返していると、コンッとアタリからの、深追いさせてズドン!

幅指4本サイズながら、初エリアの1尾目は、本当に感動的。

幅指8本が登場

この流しでは、同船の方に幅指8本サイズが上がりました! ほかにも尻尾が残っていれば、120cmオーバーであろう良型も上がりました。

終盤は潮がよくなり、似たようなパターンで良型が2連チャン。

しかし、ようやくよい潮になってきたところで、残念ながらのタイムアップで、合計3尾。

この日はタイミング的に谷間だったらしく、船長からは、「かなり厳しい日に来ちゃったね」と…。

北限ゆえに、シーズンも安定しにくく、新しい群れや大型が入るタイミングなどは、情報と睨めっこするしかないですね。

新しい群れが入ってくれば数釣りも楽しめるし、タイミングによってはドラゴンも多数とのこと。

今後も間違いなく注目のエリアです!

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