9月19日に、記者初となるドラゴンタチウオ狙いに、三重・鳥羽赤崎出船のKAIEIMARUへお邪魔してきました!
お誘いいただいたのは、本紙にドラゴンタチウオや深海釣り、海上釣り堀など人気の釣りから、マニアックなエサ釣りまで多彩な釣りを楽しむベテランアングラーの田中敏哉さん。
8月にも何度かお誘いいただいたのですが都合が合わず、ようやく9月になり実現。満を持して行ってきました!

この太さが魅力!重量感たっぷりで、引きも強い伊勢湾のタチウオ
大阪湾のテンヤタチウオは大好きな記者ですが、伊勢湾はお初。テンヤは50号(船宿指定。状況により変わります)で、エサも様々。で、何と言っても、釣れるタチウオのサイズが大きいのが魅力。120cmオーバーのドラゴン、長さはなくても幅が広い重量感たっぷりのタチウオが釣れるフィールド。そりゃ、ワクワクしますよね!
当日は5時に乗船場に集合。メンバーは田中さん、ハピソンガールのあゆちぃさん、田中さんの釣友の山野さん、ハピソンの酒井さん、記者。この日は実は三重テレビ「フィッシングポイント」の撮影で、田中さんとあゆちぃさんはミヨシへ、撮影に参加しない面々はトモで竿を出すことに。

メインポイントは伊良湖沖水深60mライン。左に見えるのは神島です
約30分の航程で、ポイントの伊良湖沖へ。水深は60m前後。まずは田中さんにシェアしてもらった大羽イワシを50号のテンヤにセット。大阪湾ではお目にかからないボリュームですが、「エサは大きい方がいいよ」と田中さん。誘いも激しくすると、小型が先に食ってくるので、ゆったりとしたジャークや、ストップ&ゴーを試しました。

塩で締めて密封パックで保存された、20cm近い大羽イワシ。頭を落としてお腹を割いて内臓を出して使用しました

コンスタントにタチウオ釣り上げていた山野さん
船中ファーストヒットは、山野さん。幅指3本級をコンスタントに上げていきます。酒井さんもジャークを駆使しながら、幅指4本超の良型をゲット! 活性の高い時間帯にはW掛けも達成していました。

若干分かりにくいですが、W掛け!LEDタチウオテンヤのフルグローでキャッチした酒井さん
出遅れた記者も、何とか幅広をゲット! アタリはあっても掛けられないスパイラルに陥る時間帯もありましたが、時合に入ると明確なアタリでガッツリ食ってきてくれて、テンヤタチウオの醍醐味を味わうことができました。

記者がゲットした当日最大サイズ。長さはなかったですが、見てください、このプロポーション! 脂ノリノリ、炙りにしていただきました!
当日使用したテンヤは50号。赤色LEDが光ってタチウオにアピールする「LEDタチウオテンヤ」を使用。カラーはパープルゼブラ、フルグローが強かったです。誘いはゆっくりめで、掛からないアタリは無視して、どんどん追わせて、大きいアタリに変化したらフッキングしました。

田中さんのタックルは竿がサーベルマスターリミテッド82 MH180、リールはフォースマスター600

ハピソンガールのあゆちぃさん。LEDタチウオテンヤのフルグローで、パターンを掴んで、連発!
もちろん、ミヨシの田中さんもあゆちぃさんも、釣りまくり。特に圧巻は田中さんで、優に幅指5本を超えるドラゴン級を2尾連続でキャッチされていました! すごい!

撮影の前半は天ビンの釣りで数釣りを楽しんでいた田中さん、テンヤにチェンジした途端に、このサイズ!

2投連続でこのサイズ。すごい!
14時前まで釣り、全員良型含む1人10~20尾の釣果。十分堪能しました! もちろん撮影も大成功。
今回、初めての伊勢湾で感じたのは、重量感のあるタチウオで、引きも楽しめること。幅指3本以下の小型はほぼ釣れず、非常に満足度が高かったです。あー、面白かった! 次回はドラゴン、ゲットします!
なお、KAIEIMARUでは、9月1日~10月30日まで「KAIEIMARUドラゴンチャレンジ」を実施中! 期間中に釣り上げたタチウオの全長勝負で、参加費は無料。優勝者にはKAIEIMARU招待券5枚(近海便専用)を進呈! ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?