本格的に寒くなってきて、鍋が恋しい季節になりました。
いろんな具材がありますが、釣り人なら自分で釣った魚で、余すところなく食べたくないですか?
冬はそんな鍋にぴったりの美味しい魚がよく釣れるシーズンです。
魚屋さんで買っても、外食で食べても高級な魚なら、ご家族が喜ぶこと間違いなし!
しかも、家に帰ってさばく必要がないとなれば、なおのこと喜ばれますよね。
そんな、この季節だからこそ釣りに行きたい、フグ釣りをご紹介しましょう!
フグと一言で言っても、いろんな種類があります。
大阪湾や瀬戸内で釣れるフグは主に、ショウサイフグ、ヒガンフグ、コモンフグ、サバフグなどがあり、最高級のトラフグが釣れることもあります。
これからのシーズンはショウサイフグがメインになりますが、いずれのフグが釣れた場合にも、免許を持った船長が有毒な部分を除去してくれる「身欠き」という状態にして持ち帰らせてくれるのが、このフグ釣りの最大のメリットです。
帰ったら食べたいように切って、料理するだけ。なんてお手軽!

カットウ仕かけ
大阪湾でもフグ狙いの船は人気で、タックルもライト。専用竿もありますが、テンヤタチウオやカワハギ用の竿を代用できて、仕かけも「カットウ仕かけ」と中通しの丸玉オモリ10~30号(潮の状況により変わるので、いろんな重さがあると◎)のみ。
エサはアルゼンチン赤エビがメジャーで、スーパーなどでも手に入ります。
いわゆる引っ掛け釣りですが、これが簡単なようで、難しい。そこがハマってしまう部分でもあります。
ショウサイフグ狙いで出船している、兵庫・明石の名田屋乗合船では、連日ショウサイフグの釣果が上がっており、いよいよシーズン開幕といったところ。
竿頭の釣果の一部を紹介すると、12月1日11尾、2日17尾、5日12尾、9日10尾。

12月1日ショウサイフグよい人11尾

12月2日ショウサイフグよい人17尾

12月9日ショウサイフグよい人10尾
サイズは25~38cmと、良型揃いだそうですよ!
ショウサイフグ釣りは冬季の間は出船するので、まだチャレンジしたことのない人はぜひ!