イカメタルゲームとしては、春から秋のマイカ(ケンサキイカ)がメジャーですが、若狭湾では真冬もイカメタルやオモリグが楽しめます。
そのメインとなるターゲットが「ヤリイカ」。
若狭の冬の風物詩とも言えるイカで、シーズン初期は良型のオスのイカがメインで釣れるのも特長。そのヤリイカが福井・敦賀沖で開幕しました。
マイカまじりでトップ40パイオーバー!
敦賀・色浜の竹宝丸では、1月5日に今期ヤリイカ狙いで初出船。いきなり好釣果が飛び出しました。
それがこちら↓
マイカまじりですが、よい人は40パイ以上の数釣りが出ています。
竹宝丸の竹腰船長に話を聞けば、「出だしとしては、かなりイイ感じ」とのこと。これから春までのロングランで、好釣果が続々と期待できそうです。
ここでは、当日の状況もまじえて紹介します。
この日のポイントは、水深100mライン。イカメタルは25号でスタートしました。
すると、開始早々にアタリが出始め、釣れたのは胴長15~20cm前後のマイカ。
これが船中あちこちでポツポツと釣れ出します。
タナはベタ底から70mまでの、およそ30m間。マイカがメインの時間帯だったため、タナを広く誘う人にアタリがよくでていたようです。
そして、集魚灯が効き始めると、やがてヤリイカの姿が。
中にはダブルで上げる人もいました。
型揃いのオスのヤリイカがダブル!
重量感はかなりのモノ。また、食べ応えも十分です。
誘いは大きく力強く!
船長に「よく釣るためのアドバイスは?」と尋ねると、「タナが深いので、動かす時(誘い)は大きく力強く」と即答されました。
深場だけに、しっかりとアクションを入れてアピールするのがキモのようですね。
ドロッパーは、エギなら2号、プラヅノ11cmやハイブリッドスッテにも乗り、この日に関してはカラーにも偏りはほとんどなかったようです。
また、タナも刻々と変化しており、マイカがメインだった前半はベタ底から70m前後、ヤリイカが増えてきた後半は底付近でよくアタッたようで、アタリが遠退けば同じタナに固執せず、タナをサーチするのがよいとのこと。
これらを頭に入れておくだけで、イカメタルゲームの展開がより一層有利になるハズです。
ヤリイカ、マイカが入り交じった2025年冬。イカメタルゲームを楽しむなら、まずは絶好のスタートを切った敦賀沖で、初戦を迎えてみてはいかがでしょうか。