
高槻 慧(たかつき さとし) プロフィール
東京湾にテンヤタチウオ遠征行くなら、いつ?
関西の方に、1番聞かれるのが「東京湾にテンヤタチウオ遠征に行くなら、いつがイイの?」という質問。
せっかく遠征に来ていただくからには、数も型も釣れるシーズンに、思いっきり楽しんでほしい!と言うことで、今回は「東京湾は、この時期に来て!」を紹介したいと思います。
ダントツにオススメなのは、ズバリ、年末年始前後。数、型ともに最高に楽しめます(もう過ぎちゃっているから、1年後ですが…笑)。
12月下旬からタチウオの声が聞こえ始めてから1月上旬までの期間、なぜか? 毎年大爆釣するんです。
今年もかなり盛り上がっていて、数はトップで40~50尾。
サイズは、大中小まじりですが、120cmオーバーが数尾まじるんですから、大型クーラーがパンパン!
今年含め、ここ3年間は、ずっと同じ状況なので、来年も期待してよいと思います。
ただ、短い期間なので、狙うならピンポイントに「1月1週目」がオススメ。
次にオススメなのは、5月下旬~8月の梅雨から真夏にかけて。
夏タチと聞くと、小さいイメージがあるかもしれませんが、テンヤに食ってくるサイズは、大中小まじりなので、100~120cmサイズは数尾釣れるはハズです。
数はトップで20~30尾。期間が長く、遠征の計画を立てやすいのもオススメできる点です。
9~11月はよくも悪くもないですし、大阪湾が本格シーズンなので置いておいて…。
逆に、かなり難しくなるのが、2~4月。数は1ケタ台がほとんどで、かなりテクニカルな状況になります(個人的には、このシーズンが1番攻略しがいがあって、好きですが)。
「遠征してでも、激ムズ攻略を楽しみたい」と言うマニアの方、ぜひこの期間にお越しください(笑)。
東京湾では、通年タチウオ船が出船しているので、いつ来てもテンヤ釣りが楽しめるんですけどね。
ただ、自然相手ですので、あくまで私の予想とオススメになりますが、これを参考に、ぜひベストなシーズンに、東京湾に遊びに来ていただければと思います!
東京湾のポイントってどこ?
シーズン問わず、神奈川・観音崎から走水沖がメインのポイント。指示ダナは50~60m前後が多いです。
東京湾に面する東京、神奈川、千葉のどの船から出ても、大体はここに集まり、船団ができます。
ベイトを追って浅場に向かうタイミングでは、水深20~30mの本牧沖や木更津沖、第二海堡沖など、短い期間で盛り上がるポイントもあります。
過去には、東京湾の最奥、ディズニーランド前でやっていたこともあるんですよ!