近年、全国的に人気が加速している「ひとつテンヤ」。
シンプルな仕掛けでありながら、誘い、そしてアタリを取って掛けるこの釣りは、エサ釣りでありながらルアーマンも魅了してしまう面白い釣り。
これからひとつテンヤを始めたい初心者にとって、最初の壁になるのが「エサの付け方」。
間違った付け方をすると、テンヤがクルクルと回転してしまいリーダーがヨレたり、魚の食いも落ちてしまいます。
そこで今回は、ひとつテンヤのエサの付け方を解説! 代表的な“エビ”の付け方で紹介していきます。
エサの付け方
付け方の前に、まずはテンヤの仕掛けについて。
テンヤはオモリ+親針+孫針という構造がほとんど。
固定式、遊動式とありますが、どちらも基本的な構造は変わりません。なので、親針と孫針をどこに刺すかが重要になってきます。
①エビの尾羽を落とす
まず、最初にハサミで尾羽根を切ります。この時、胴体末部の硬い節は針をズラさないための役割があるので、残しておくことがポイント。
②孫針を刺していく
胴体の中ほどから刺していき、頭部に向かって針先が少し出るように抜きます。
③親針を刺していく
親針は尾の先端付近から刺し、針ではなくエビを押し込むようにまっすぐ刺していきます。この時、3節目前後で針先を抜くとキレイに仕上がります。(ルアーで言うと、ジグヘッドにワームを刺していくイメージ)
コレで完成です!
活きエビはしっかり掴むことが大事
主に瀬戸内エリアでは活きエビを使うことが多いですが、元気な個体は刺すのに苦労すると思います。
そんなときはしっかり掴むことを意識すると、針に刺しやすくなりますよ。
ひとつテンヤを楽しもう!
以上! ひとつテンヤのエサの刺し方を紹介しました。
ガツッと来るアタリ、マダイならではの引きを味わってみてくださいね!