【赤白黄のアマダイの違いも解説!】ライトタックルで手軽に楽しめるシロアマダイ!

寄稿:小池咲子

小池咲子(こいけさきこ) プロフィール

船のエサ釣り全般が好きな、釣り歴21年、釣り以外の趣味は漁という、ベテラン釣り女子。ハヤブサレディ・隼華8期メンバー。愛称はコイちゃん

こんにちは、コイケです。今回は超高級魚・シロアマダイを狙いに、和歌山・西脇漁港に遊びに行ってきました。

ライトタックルでシロアマダイ

当日は、海一面が鏡のようなベタ凪。お天気もよく釣り日和でしたが、潮が全く流れない(笑)。ポイントに着き、スタート! 個体数の少ないシロアマダイを狙う訳なので、アタリの数が圧倒的に少ない…。潮も流れないので、お魚もヤル気がなく、なかなかアタリがありませんでした。

しかし、やっと私にもアタリが! 結構引くし、重い。よいサイズなのでは? と思いながら巻いてくると…大きなホウボウでした(笑)。

巻き上げスピードについて

さて、皆さんは魚を巻き上げる時、どのぐらいのスピードで巻いていますか? 大きい魚でしたらよく引くので、大事にやり取りするため、ゆっくりになると思いますが、小さいと分かった時、爆速で巻き上げる方もいると思います。

シロアマダイ釣りに関しては、これは厳禁! なぜなら、ゆっくり巻いてくれば、小さい個体をリリースすることができるからです。

これは、シロアマダイだけでなく、ほかの魚種でもそうすることで、魚の生態を守ることができます♪ ちなみに、これは船長さんが釣行前に教えてくれたことです。すごく素敵な考え方ですよね!

さて、釣りの方ですが、ひたすら底トントンをやり続けて、ついにヒット! ゆっくりと大切に巻く。アマダイって中間層では引かずに、掛けた時と残り15mぐらいで、また暴れるんですよね。それが楽しくてタマらない♪

釣り上げた個体は、何と48cm! 美味しいこと、間違いなし! 一緒に釣行してくださった2人も、ちゃんとシロアマダイをゲット。大好物のイトヨリもビッグサイズを釣っていただき、私が横取りしました(笑)。

同行の黒木氏

モジャオこと村上氏

シロアマダイはアカアマダイよりも身に脂があり、また弾力もあって、とても美味しかったです。

最後になりましたが、釣り方は天ビン吹き流し仕かけ、30号のオモリなので、ライトタックルでも十分です。エサは当日何が当たりになるのか分からないので、いろんな種類を持っていくのがオススメです。この日はエビが大当たりでした♪

皆さんもぜひ、高級魚のシロアマダイにチャレンジしてみてください!

タックル
竿:リーディングネライMH-200・W
リール: シーボーグ200JL-DH
PE:2号
天ビン:40cm
オモリ:30号
仕かけ:深海五目アマダイ 3本針

コイちゃんのお魚豆知識

赤・白・黄色のアマダイの違い

1番浅い所に生息しているのがシロアマダイ、中間にアカアマダイ、最も深い所にいるのがキアマダイです。

色の違いで区別できそうですが、シロアマダイは新鮮な時は少し赤っぽいです。そんな時の見分け方は、目の斜め下の白い三角ゾーン! 白くて細い三角があるのがアカアマダイで、シロアマダイは何もありません。

また、目が少し小さいのと、頬のウロコが小さく、大きさが揃っているのも特徴です。

ちなみにアマダイは「タイ」が名前に入っていますが、タイ科ではないんですよ♪

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