徳島・阿南沖は、カワハギの魚影が濃く、多くのファンが足繁く通うエリア。
阿南の水天丸、清和丸では、例年3月頃に「阿南カワハギ大会」と言う、船カワハギの大会を行っている。そこで、今回で8回目を迎えた同大会に取材に行ってきた。

▲大会参加者
朝、6時半から受付がスタートし、乗船する船がクジ引きで決められた後、開会式を行い、ルール説明がされる。3尾総重量で順位が決められ、優勝者には美味しい阿波牛などがプレゼントされる。
総重量なので、ベテランでなくとも入賞する可能性が高いのがこの大会の面白い所。今回記者が乗船したのは、水天丸。30分ほどの航程でポイントへと到着し、スタートフィッシング。

▲水天丸

▲清和丸
この日は、水温が低く、食いも渋い状況。しかし、ポツポツとカワハギを釣り上げていき、多くの人が2ケタ超。
中盤には、右舷胴の間の法村氏が30.7cmの尺カワハギを釣り上げて、乗船者も活気付く。
あっと言う間に時間は過ぎて、納竿。
帰港後は検量。大盛り上がりで検量が進み、今大会最大のカワハギを釣り上げた法村氏が優勝を手にした。
入賞者には、美味しい阿波牛がプレゼントされ、さらにジャンケン大会などで大盛り上がりの1日となった。
合計重量1197gで優勝!
この大会のルールは、3尾総重量で優勝者を決める。そのため、いかに大きなカワハギを釣るかが勝負を分けるカギとなる。
大会参加者はそれぞれ試行錯誤して、大型のカワハギを狙っていた。
この日は20~23cm級がメインだったが、その中で優勝を決めたのは、30.7cmの大型カワハギを頭に良型を3尾揃えた、法村勇佑氏だった。

▲優勝の法村勇佑氏

▲5位までの入賞者
デカいカワハギを狙うコツ
大型のカワハギを狙う時は、激しく誘うよりも、優しいフワフワした誘いがよさそうだ。
当日は、ステイをあまりせずに、ゆっくりとフワフワと誘い続けるのがよかった。

▲スローな誘いが当日はよかった
現場の生情報
優勝した法村氏が、カワハギ釣りのアイテムでオススメしてくれたのが、ピカピカと光るアイテム。
各社から発売されているが、特にオススメなのが、フジ製作の「ピカイチくん あっぱよー」だそうだ。
水天丸のベテランの人は、このオモリを使っている人も多い。赤色もあるのだが、緑の光がカワハギには、より効果的だそうだ。

▲フジ製作の「ピカイチくん あっぱよー」