みなさん、こんにちは! シマノモニターの佐々木です。
「ささき的に言わせてもらうと」の第2回、は「マルイカ釣りにおいて裏技はない!」…的なお話。
冒頭からなんて書き出しだと思われるかもしれませんが、今回はマルイカについて書いてみたいと思います。
マルイカ釣りについて「ささき的に言わせてもらうと」
昨年から今年にかけてのマルイカは、まさに絶好調でした。
20m未満を攻める浅場のポイントでは連日束越え(100パイ超え)、水深40m以深のポイントでは型もよく安定して30パイ以上…と、マルイカフィーバーに沸いたと思っています。
実際、私自身もこの波に乗り、釣行時の平均は40杯パイと楽しませてもらいました。
釣果を上げる3つのコツ
そこで安定して釣果をあげるために、佐々木が考えている3つのことを書いてみます。
ここ、最重要です。まず「巻き落とし」とは、仕掛けの長さ以上を巻き上げて、再度落とすこと。
巻き落としの回数に比例して釣果も伸びるといっても過言ではありません。
マルイカはとても目がよい生き物。そのためスッテをすぐ見切きってしまいます。そのため私は、「2タタキに1回は巻き落としを入れる」ことを意識しています。
巻き落としをしないと、自分が釣れないばかりか群れをスレさせてしまい、最悪の場合は船全体の釣果を下げてしまうことに…。
マルイカがスッテを抱いて離すまでの時間は、最速で1秒を切ります。
もちろん、それが全ての状況で起こる訳ではありませんが、それだけのスピードを持つマルイカのアタリを捉えるためには、合わせるタイミングを教えてくれるゼロテンポジションを速く作り出すことが重要だと考えます。
ちなみに佐々木は、写真のようにかなり曲げこんだゼロテンを作っています。
急に根性論になったわけではないです!(笑)。
確かにマルイカの群れは潮などにより足元に濃淡をもっています。ようするに、釣りやすいイカがいる・いないはあります。
しかし、だからといって巻き落としをしない、ゼロテンをゆっくり作っていると触りを見逃したり、合わせ遅れたりしてしまいます。
いると信じて、集中力をもって釣り続けることが釣果に繋がると信じています。
最後に
もちろん、イカの寄り(雰囲気)を感じたり、多点にしたり、手返しを速くしたりという技術的な部分はあります。
でも、これらは“裏技”ではなく、基本に忠実な積み重ね。
今回はその中でも特に「すぐ実践できて釣果につながる3つのポイント」としてご紹介しました。
今年は低調なマルイカですが、潮の濁りなど何かのきっかけで始まる可能性も十二分にあります。
その時を楽しみに待っていましょう!