春の陽気が心地よいゴールデンウィークは、家族でお出かけしたくなる季節。
そんなときに外遊びとしてオススメなのが、堤防から楽しめる「サビキ釣り」!
釣り初心者や小さなお子さんがいるご家庭でも気軽に始められるうえ、美味しい魚が釣れるとあって、毎年GWの定番レジャーとして人気です。
ここでは、これから家族でサビキ釣りを始めたい方に向けて、道具の選び方から釣り方、注意点までを分かりやすくご紹介します!
サビキ釣りってどんな釣り?
「サビキ釣り」は、足場のよい堤防から仕掛けを足元に落とすだけで、ア小型の回遊魚が狙えるシンプルな釣り。
最大の特徴は、“針にエサをつけなくても魚が釣れる”こと。
仕掛けには、「アミエビ」という小さなエビを撒いて魚を寄せてるためのカゴが付いていて、魚がエサと間違えて食いつくギジエの針がズラリと並んでいます。
仕掛けを落とした後は上下に動かすだけで魚が釣れるので、超お手軽でファミリー向けの釣りです!
サビキ釣りのメインターゲットは、アジ・イワシ・サバといった小型の回遊魚たち。どれもスーパーで見かけるおなじみの魚ばかりで、釣れたらそのまま唐揚げや南蛮漬けにして食卓に出せるのも嬉しいポイント。
そのほかにも、ネンブツダイやスズメダイといったカラフルな魚が釣れることもあり、子どもたちは大はしゃぎ間違いナシ!
用意する道具はこれだけでOK
■竿(ロッド): 3m前後の堤防竿やコンパクトロッドがあればOK。長すぎると扱いが難しいので、短めの竿が初心者にオススメで。場所によってはノベ竿(リールのないシンプルな竿)でも楽しめます。
■リール: 2000〜3000番のリールに、2〜3号のナイロンラインを100mほど巻いておきましょう。初めから糸が巻かれた「入門セット」もあるので、それを使えば準備がラクになります。
■仕掛け: 市販のサビキ仕掛けと、マキエカゴ(エサを入れるカゴ)があればOK。釣具店で「サビキ釣りをしたい」と伝えれば、必要なものをセットで用意してくれますよ!
マキエには「アミエビ」を使います。冷凍されたブロックタイプは安価ですが、解凍が必要。
小さなお子さんと一緒なら、すぐに使える「チューブタイプ」が断然便利!
手も汚れづらいですし、カゴにも詰めやすいのでファミリーにはオススメ。
・魚バサミ(針から魚を外すのに便利)
・タオル(手を拭いたり、魚をつかむ時に)
・水汲みバッカン(洗浄・魚の活かしにも)
・ハサミ(仕掛けの交換時などに)
・帽子、日焼け止め(直射日光対策)
・ライフジャケット(必ず着用!)
サビキの基本的な釣り方
①足元に仕掛けをゆっくりと落とす
②仕掛けが底に付いたら、大きく上下に竿を動かしてアミエビを撒く
③アミエビの中に仕掛けを同調させ、アタリ(魚の反応)を待つ
④アタリがなければ少しタナ(水深)を変えてみる
何度か繰り返すうちに魚が寄ってくるので、コツコツ続けてみましょう。
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家族で楽しむ“海のお手軽アクティビティ”
サビキ釣りは、特別な技術や高価な道具がなくても、誰でも簡単に楽しめる堤防釣り。
GWの家族レジャーにぴったりなアクティビティとして、ぜひトライしてみてください!