ジワジワと人気が出ている話題の釣り”ひとつテンヤ”。
エリアによっては、すでに知られている釣りかもしれませんが、聞いたことはあるけど、実はあまり知らない、と言う方もいるのではないでしょうか?
やってみた人に話を聞いてみると「めちゃくちゃ楽しい!」と言う声が多く、ずっと気になっていた筆者。
”ひとつテンヤ”は、基本的にはオモリとフックが一体化した、ジグヘッドのような仕かけです。

▲がまかつの「桜幻 鯛テンヤTG」。ヘッドに高比重タングステンを採用。テンヤの底面に設けられた「ボトムタッチバンパー」により、ボトムでの接地面積を減らし、クリアな着底感を実現している、高感度のひとつテンヤ仕かけです
がまかつ公式「桜幻 鯛テンヤTG」の詳細ページはこちら
さまざまなターゲットを狙うことができますが、最もポピュラーなのが、マダイ狙い。
エサは生きエビや冷凍のエビで、ここ数年で楽しめるエリアが拡大しています。

▲釣り人に人気のターゲット「マダイ」
話題の”ひとつテンヤ”に行ってきました
「そんなに楽しいなら行くしかない!」と、つりそくの編集スタッフを誘い、大阪・淡輪の恵比寿丸に乗船。

▲大阪・淡輪から出船している恵比寿丸
ポイントは淡輪漁港から20分ほど。ポイントの水深は、30mを中心に深い場所では60mまで狙いました。
当日は大潮。釣りが出来る範囲の中で軽い重さのテンヤを使うのがセオリーです。筆者は12号からスタートしました(当日は10~15号を使いました)。
使ったエサは海エビ。エサは予約の際に伝えておけば、仕入れがあれば用意してくれます(なければ冷凍を使います)。

▲ひとつテンヤの仕かけにエサをセット
「桜幻 鯛テンヤプラグインTG」
何と今回、がまかつさんのご厚意で、発売前の最新の仕かけを使わせていただけることに…。
それは「桜幻 鯛テンヤプラグインTG」です。
ひとつテンヤでいかに釣果を上げるかということを考えられ、実釣を重ねて作られた、システマチックな仕かけです。

フッキングは固定式と同様ですが、ファイト中は遊動式のバレにくさを実現した”プラグインシステム”を採用しています。フックセット(プラグイン替え鈎)が交換できるので、常にフレッシュな鈎先で釣り続けることが可能という代物。
親鈎の鈎先が鈍っっても、フックを替えることができるのは、かなり嬉しいポイントです。
「桜幻 鯛テンヤプラグインTG」についてもっと詳しく知りたい人はこちら
がまかつ公式「桜幻 鯛テンヤプラグインTG」の詳細ページはこちら
基本的には、底から30~50cmほどを誘います。チョンチョンと竿先を上げ下げして、エビが跳ねる姿をイメージ。誘った直後や少しステイした時に、ガツンと強いアタリが出たり、カツカツと小さいアタリだったり…。

▲やり取りを楽しむ倉橋氏。この日はラグゼのひとつテンヤロッドのハイエンドモデル「ラグゼ 桜幻 鯛テンヤ X」を使っていました

▲美しいマダイを釣り上げた、編集長の倉橋氏
がまかつ公式「ラグゼ 桜幻 鯛テンヤ X」の詳細ページはこちら
アワセを入れてもなかなか掛からないことも多く、掛けるタイミングが難しくてかなり楽しい。
魚がフッキングするアタリを引き出すのがとても面白くて、掛からなかった時はすごく悔しいですが、掛けることができた時の嬉しさはたまりません!

▲「桜幻 鯛テンヤプラグインTG」で良型のマダイを釣り上げて、ドヤ顔状態の筆者。嬉しかった~!
ゲーム性が高い釣りで、一緒に行った仲間たちもそれぞれ楽しむことができて、気づけば納竿の時間。
「また行きたい」と言うのが素直な感想。ハマる人が続出している、と言うのが納得です。

▲編集部の江見氏は、この日最大をキャッチ

▲中村さんはケイムラピンクカラーで、マダイをコンスタントに釣り上げていました。使っていたのは「桜幻 鯛テンヤ 2」の15号です
がまかつ公式「桜幻 鯛テンヤ 2」の詳細ページはこちら
誘いを積極的に入れるので、ルアーの要素とエサの要素が合わさった、ハイブリッド的な釣りで、ルアーとエサの垣根を越えて楽しめるのでは? と思った筆者でした。
しばらくすれば、かなりブレイクしそうな予感…。皆さんもぜひ、行ってみてくださいね!
取材協力:恵比寿丸