【あの釣り、あの魚】ヤリイカ釣りを満喫in福井・小浜沖

寄稿:つりそく船釣りクラブ 佐野 直人

つりそくのオフィシャルクラブ、「つりそく船釣りクラブ」のメンバーが、釣りの魅力を紹介。

この記事を参考に、皆さんもどっぷりと釣りの世界にハマってください。

佐野 直人(Naoto Sano) プロフィール

つりそく船釣りクラブ9期生で、釣り歴は5年。釣りはジャンル問わず好きだが、これから挑戦してみたいのは、1000㍍級の深海釣りと、いつかはクロマグロ。釣り以外の趣味は野球。「釣りは上手な人を見て勉強」が座右の銘

ヤリイカ釣りを満喫in福井・小浜沖

今回は、福井・小浜新港の福丸から、ヤリイカ狙いで出船しました。

4月に入り、今期初ヤリイカでありながら、シーズン終盤での釣行になりました。今年は調子よかったとのことでしたが、終盤でかなり厳しいとのことも聞いていたので、覚悟を決めて行ってきました。

天候は曇り。この日は結構寒い日だったのですが、波は穏やかでした。

小浜に着いて、船着き場の近くにある温泉施設「おばま濱の湯」に行きました。ここはアマモ(海藻)の湯があり、とてもツルツルとしたお湯で、体が冷めにくく、保湿効果もあるお湯でした。

体も温まり、16時半に集合場所の港に着き、釣座抽選を行い、私は右舷胴の間の釣座となりました。

16時50分に出船し、ポイントまで約1時間。最初は浅場の35mから始まり、幸先よく2ハイ釣り、そこからは反応がなくなりました。30分ほど釣りをした後、ポイントを移動し、次は水深65mほどでした。

アンカーを落として、釣り開始です。ここから長い戦いが始まりました。

早い誘いを入れても全く反応なく、今日はドッシリと気長に行くしかないかなと思いました。

リールも超スローに1回転させる間に、竿先を50㌢ほどの範囲で上下に4、5回ゆっくりフワフワするように誘い、そこから15秒ほどステイを入れる、という動作を底から行いました。

すると、水深60m前後でアタリが!竿先はほとんど動かない感じの小さなアタリでした。

途中、51mでもアタリがありました。2ハイ釣れた所で、またアタリがなくなり、底からまた探っていきました。すると、62m前後でアタるようになりました。

とにかく、じっくりとゆっくり誘う釣り方で、繊細かつ集中力のいる釣りとなりました。

この日は船長が延長してくれて、0時に納竿。終わってみれば、ヤリイカ胴長36cmを頭に34cm超えが6パイと、20~25cmが6パイと、合計12ハイの釣果となりました。

厳しい状況ではありましたが、私の中では勉強になり、納得のいく釣りができました。

これからマイカが入ってくるのが楽しみです。また小浜へ釣行したいと思います。

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筆者のタックル

ロッド:ゲキダキシャフトGDSーC50H(極端に短いロッドで全長152cm)
リール:エンゲツプレミアム150PG
ライン:PE0.6号
リーダー:2.5号
仕かけ:エダ100cmのオモリグ、エサ巻きスッテのみ使用

▲今回使ったエサ巻きスッテはこの4個で、上から2番目と4番目の赤緑で釣れました。エサは小浜のビック釣具店オリジナルササミを使用

注目トピック

小浜の温泉施設のアマモの湯で温まる

小浜漁港の前にある温泉施設「おばま濱の湯」は、別名・不老長寿の湯と呼ばれる海草(アマモ)風呂。これは、若く美しいまま800歳まで長生きしたという、小浜に残る不老長寿の(八百比久尼)伝説に由来します。

「人魚の肉を食べて不老不死になった」と言われる八百比久尼ですが、その人魚のモデルになったのは、小浜の海で海草を食べているジュゴンではないか、とされています。

この海草風呂は、ミネラルや美肌成分を多く含んだ海草のエキスが使われているので、潤いがあり、滑らかなお湯で、お肌の若々しさを保ってくれると言われています。

 

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