高級魚として知られるシロアマダイは、上品な白身と独特の甘みが特徴で、様々な調理法でその美味しさを堪能できます。新鮮さが際立つお刺身や、皮の食感も楽しめる松皮造り、旨味が凝縮された潮汁、素材の味が引き立つ塩焼きや酒蒸しなどが代表的な料理として挙げられます。
その中でも特に人気が高く、見た目の華やかさでも食卓を彩るのが「松笠揚げ」です。この調理法は、他の多くの魚種では再現が難しく、シロアマダイならではの魅力を最大限に引き出す逸品と言えるでしょう。しかし、その美しい松かさのようにウロコを逆立たせ、かつ美味しく仕上げるには、いくつかの重要なコツを押さえる必要があります。
そこで、こちらの方にそのコツを教えていただきました。
美味しい松笠揚げを作るポイントは…
・ウロコが湿った状態で揚げる
(ウロコが乾いてくっ付いていると、ウロコが立たないので、揚げる前に水で湿らせておくと◎。ただし、油跳ねが凄いので、要注意です)
・ウロコに薄力粉を付けない
・お玉などを使い、高温(190度)の油をウロコにかけ、ウロコをしっかりと立たせてから、全体を揚げる(油の温度が低くても、ウロコがキレイに立たないです)
少しコツが必要な松笠揚げですが、上手くできると、とっても美味!優しいお塩(雪塩や岩塩など)で食べるのが、オススメですよ〜♡
確かに、松笠揚げは他の揚げ物と比べて少し手間とコツが必要な料理です。しかし、これらのポイントを丁寧に押さえて調理すれば、ご家庭でもプロ顔負けの美しい松笠揚げが完成するはずです。その達成感と、口に入れた瞬間の感動は格別でしょう。
ぜひ、新鮮なシロアマダイが手に入った際には、この松笠揚げに挑戦してみてはいかがでしょうか。食卓が華やぎ、特別な一品となること間違いなしです。その見事な出来栄えと美味しさに、きっと誰もが笑顔になるでしょう。