【船タコ最新事情】状況に合った仕かけ選択で、アタリをだし続ける! ”釣果アップの仕かけローテ術”

寄稿:鈴木 弥禄

初めまして、釣具メーカー・がまかつ企画開発課の鈴木です。

鈴木 弥禄(Miroku Suzuki) プロフィール

ジャンル問わずあらゆる釣りに挑戦中。大学では海洋生物について幅広く学び、がまかつ入社後は企画開発課・鈎担当に配属。タコ釣りは地元神奈川でも嗜んでおり、好きなタコ料理はたこ焼きとタコキムチ

船タコの釣果アップに繋がる仕かけローテ術

マダイや青物、メバルにフグなど、年中さまざまな釣り物で賑わう兵庫・明石ですが、5~8月はタコ釣りが主役

初心者の方でも、気軽に始められる釣りでありながら、腕の差が如実に表れる、非常に奥が深い釣りであり、何より明石のタコは美味しい! と言うことで、私も大好きな釣りです。

例年より水温が低く、遅れ気味だった明石沖

今年の明石周辺の海域は、例年よりも水温が低く、解禁初日はドキドキしながらの釣りでしたが、やはり全体釣果としては、調子がよいとされていた昨年には及ばない結果でした。

しかし、初めの1週間こそ、なかなか調子が上がらない状態が続いたものの、水温が上がり始め、鹿ノ瀬エリアも解禁になり、現在は順調に釣れだしている模様です!

明石のタコ釣りは、場所によって水深も幅広く、流速も目まぐるしくかわるため、その状況の変化をいち早く感じ取り、誘いや仕かけを使い分けることが、釣果アップには欠かせません。

基本的な誘いはオモリを左右に振る程度

基本の誘いは、オモリを左右に振らす程度で、あまり大きくは動かしません。

と言うのも、釣り中も船は動いており、自分はその場で動かしているつもりでも、オモリを持ち上げると、その分、元の位置から仕かけが移動することになります。

▲がまかつより今年発売になった「オクトライズ ウキウキクロー」

ゆっくり近付いてきているタコや、遠くから反応してきたタコは、仕かけの移動距離が大きいと追い付けず、せっかく誘いで寄せても、乗せられません。

よって、基本は誘いを入れた場所から、大きく移動させないことが重要です。

しかし、いつまでも同じ場所で誘いを入れ続けると、効率が悪いだけでなく、自分の仕かけだけその場に取り残されてしまい、オマツリの原因にもなるので、大体10回ほど誘いを入れたら、1度大きく竿を上げ、オモリを浮かして誘う場所をかえてあげてください。

また、同じ誘いでも仕かけをかえると、アクションも大きくかわります。タコ釣り用仕かけは大きく分けてエギ、スッテ、ワイヤー仕かけの3種類があり、その日の状況に合わせて、これらを使い分けることが釣果アップのカギになります。

自分1人でパターンを探るのは大変ですので、船の中で釣れている人が使っている仕かけや、カラーをよく観察することが、釣果アップにつながる大事なテクニックなのです!

注目TOPIC!

アタリが続く仕かけローテ術を公開

本文でもお伝えした通り、明石の船タコ釣りでは状況に合った仕かけ選びが重要です。

がまかつより今年発売になった「オクトライズ ウキウキクロー」と、定番の「オクトライズ スパイクロー」があれば、ほぼ全ての状況に対応できます。

ローテーションのパターンは3種類。基本は、ウキウキクローとスパイクローを1つずつ付け、そこから潮が緩くなったら、ウキウキクローの2個付け、潮が速くなったらスパイクローの2個付けというように使い分けてあげると、今まで沈黙だったタイミングでも、アタリがだせるようになるはずです!

がまかつ公式「オクトライズ ウキウキクロー」の詳細ページはこちら

がまかつ公式「オクトライズ スパイクロー」の詳細ページはこちら

がまかつ

高品質の代名詞として釣り人に愛されるブランド。1955年に兵庫県西脇市に設立し、「がま磯」や「がま鮎」など、世に名作を数々出してきた。釣り鈎、釣り竿、アパレルなどの商品を開発・製造・販売している。

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