盛り上がった海上釣り堀大会をレポ!優勝者に聞いた、勝利の秘訣も紹介!

寄稿:飯沼 瑞枝

飯沼 瑞枝(いいぬま みずえ) プロフィール

海上釣り堀をメインに独自開発のエサを製造販売する㈱飯沼/練餌海道の代表。得意分野は開発より、ふとした時に降臨するパッケージデザインやネーミング。インスタで練餌海道広報として、愛称「ミズリン」で活動中

三重県紀北町東長島の、雄大な自然に囲まれた湾に釣りイケスが浮かぶ「正徳丸」。

その海上釣り堀を舞台に、6月1日、「第2回フィッシング遊杯」が開催されました。私は10時半過ぎに現地入り。フィッシング遊の佐久間氏とともに、各イケスを巡りながら、大会の様子を見学させていただきました。朝イチから高活性で、マダイ、イシダイ、シマアジ、そして青物まで次々とヒット。

私が到着した頃には落ち着いた時間帯ではありましたが、それでも青物の顔が見られ、熱い釣りの気配が続いていました。中でも印象的だったのは、青コールが響く中、あえてシマアジ1点狙いで、ウキの沈みに集中する釣り人の姿。釣りのスタイルは人それぞれ。そのこだわりが、見ている私にも楽しさを伝えてくれました。天候にも恵まれ、初夏の日差しが少し暑いぐらいの陽気。釣り人たちの真剣な眼差しと集中力に、会場全体が静かに燃えるような空気に包まれていました。

真剣勝負部門・表彰

優勝:森ダイスケ氏(31pt)
準優勝:深津ハヤト氏(17pt)
第3位:中川タクジ氏(13pt)
第4位:桑原カズユキ氏(13pt)
第5位:杉山エイジ氏(12pt)

今年は女性参加者も多数!トップ2人が同点で並ぶという接戦の末、なんとジャンケンでの決着に。見ているこちらもドキドキの展開でした。

さらに大会終盤には、私ミズリンとのジャンケン大会を開催!勝ち抜いたかたには豪華賞品をプレゼント。そしてラストのラストには、正徳丸より無料招待券を賭けた全員参加ジャンケンも!大盛り上がりのうちに、熱い戦いの幕が閉じました。

また来年、同じ海の上で、今年もたくさんの笑顔と出会いがありました。来年もこの瞬間に立ち会えるように。またお会いできますように。

ミズリンの優勝者インタビュー

第2回フィッシング遊杯、見事、真剣勝負部門優勝を果たしたのは、森ダイスケ氏。当日の釣りを振り返りながら、勝利の秘訣を聞いてみました!

ミズリン:優勝おめでとうございます!今日はどんな展開でしたか?

森氏:ありがとうございます!朝から青(青物)が浅めに浮いていて、タナ5mで入れ食い状態。放流前に6連チャン、最終的に青物は7尾獲れました。エサはイワシがハマりましたね。

ミズリン:すごい!青の前にマダイも釣っていましたよね?

森氏:ええ、朝イチはマダイ狙いで、底7.5~10m。エサのローテーションが勝因でした。

ミズリン:まさにエサのローテーションがカギだったんですね!ちなみに、練餌海道のエサ、使ってくれてましたか?(笑)

森氏:もちろん使いましたよ!マダイはカイザーとウタセエビを使いました。潮の流れに合わせてタナとエサをこまめに変えたのがよかったと思います。あのマダイの食いが落ち着いた時間帯で、いい仕事をしてくれました。

ミズリン:ありがとうございます!次回は、ぜひドラキュラも使ってみてくださいね~!

勝利を引き寄せたのは、魚の動きに合わせた臨機応変な釣り。技術だけでなく、エサの引き出しの多さがモノを言う…そんな学び多きインタビューでした!

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