サバの背中に「変な模様」が入っている意味、知っていますか?

昔から日本の食卓でおなじみの「サバ」。

塩焼き、味噌煮、〆鯖…。どう料理しても美味しい魚。なのですが、背中にある模様をじっくりと見たことはあるんでしょうか。

△写真はマサバの模様

なんとも幾何学的で、決してキレイとは言いづらい模様。コレ、なんでこんな模様になっているかご存じですか?

厳しい自然界を生き抜くためだった!

サバの背中は青緑色に黒い縞模様で、お腹側は銀白色をしています。これ、実は計算され尽くした完璧な保護色なんだそうで。

この模様、上からの敵(鳥など)に見つからないようにするため、という説が濃厚。

海を上空から見ると、波気だっていて深い青色ですよね。サバの背中の色と模様は上空からみた海の色に溶け込み、敵から見つかりにくくしているそうなんです。

逆に、海中から水面を見上げると太陽の光で白く明るく見えますよね。なので、大型魚に下から捕食されづらいように、サバのお腹は銀白色になっているのだとか。

鮮度の判断にも「模様」が重要だった

実は、サバの鮮度の見分け方にも「模様」が大きく関係しています。

新鮮なサバほど、背中の模様がくっきりと鮮明。逆に、鮮度が落ちてくると、模様の輪郭がぼやけて全体的に白っぽくなってきます。

なので、スーパーでサバを選ぶ際は、模様をじっくりチェックしてみるといいですよ!

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