群れを見つけ、爆釣モード突入!1人でキス183尾もゲット【京都・久美浜】

松尾幸浩(まつおゆきひろ) プロフィール

DAIWAフィールドテスター、全日本サーフキャスティング連盟、兵庫協会神戸投翔会名誉会長を務める投げ釣りのプロフェッショナル。キャスティングの競技会での優勝経験もあるなど、高い技術力を持っている。

群れを見つけ、キス爆釣

厳しい暑さが続く中、キスの数釣りが好調との情報を受け、釣友の福田氏とともに京都府久美浜町の箱石海岸へ、7月頭に釣行した。

現地には6時過ぎに到着。駐車場から砂浜を歩き、ポイントへ。

夏場のキスは波打ち際に群れていることが多く、朝の静かな時間帯は特にその傾向が強い。

砂浜からのチョイ投げ感覚でも十分楽しめる、身近で親しみやすいターゲットだ。

さっそくタックルをセット。

投げ竿は「トーナメントプロキャスターAGS27号-425・V」、リールは「トーナメントサーフ45」。

キス針5号の10本針に石ゴカイを刺し、軽くキャストしてスローにサビいてみた。

しかし、最初に上がってきたのはピンギス2尾。これは想定外。

そこで西側に見える沈み磯付近へ移動。

爆釣モード突入

直感で「釣れそう」と感じてキャストすると、いきなりブルンブルンとアタリが連発。

軽快に巻き上げると、小型キスの9連。

福田氏も7連で、鈴なりのキスに思わず笑顔。

キスの群れが固まっていたようで、そこからは完全に爆釣モードに突入。

根掛かりもなく、ガッチョやヒイラギといった外道もほとんど見られず、キスが次々とヒットする。

サイズは平均13cm前後の小型主体だが、南蛮漬けにはちょうどよく、帰宅後のビールを楽しみに黙々と釣り続けた。

8時頃からは涼しい北風が吹き出し、暑さも和らいでキスの活性もさらにアップ。アタリは止まることなく続き、クーラーの中はキスでドンドン埋まっていった。これこそ、キス数釣りの醍醐味と言えるだろう。

美しい砂浜と澄んだ海水

この釣り場は、丹後半島の小天橋から浜詰まで続く海岸線の中央に位置し、美しい砂浜と澄んだ海水で知られる好ポイント。

駐車場にはトイレやシャワーもあり、ファミリーフィッシングにも最適。

駐車場下は海水浴場としても楽しめる。

10時半に納竿。釣果は、私が183尾で約2.5kg、福田氏は163尾で約2.6kgと、型・数ともに満足のいく釣行となった。

アクセス

【交通】
京都丹後鉄道・夕日ヶ浦木津温泉駅から車で約5分。

 

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