猛者が集まった、キス投げ釣り大会で242尾、3.8kg!勝負を分けたのは、あの魚…【京都・久美浜】

松尾幸浩(まつおゆきひろ) プロフィール

DAIWAフィールドテスター、全日本サーフキャスティング連盟、兵庫協会神戸投翔会名誉会長を務める投げ釣りのプロフェッショナル。キャスティングの競技会での優勝経験もあるなど、高い技術力を持っている。

キス投げ釣り大会で242尾・3.8kg【京都・久美浜】

7月初旬、全日本サーフ主催「第57回クラブ対抗キス投げ釣り選手権大会」が開催され、クラブ員とともに参加した。

3時から開会式が行われ、全国から130人がエントリー。

競技エリアは浜詰海水浴場から小天橋海水浴場までのおよそ8kmだ。

3時半頃、久美浜町の久美浜ぎょそんセンターを出発し、自分は箱石海岸へ入釣。

タックルは「トーナメントプロキャスターAGS27号-425・V」に、「トーナメントサーフ45」をセット。

キス針5号の10本針に石ゴカイを刺してスタンバイ。

スタート直後から次々ヒット

5時に競技開始。

濁りや流れ藻が心配だったが、波も穏やかで条件は良好。スローでサビいていくと、すぐにブルン、ブルルンと心地よいアタリが連発。

リールを巻くと、いきなり10連のパーフェクトに驚いた。

熟知した磯際を中心に攻めると、13~15cm級が次々にヒット。

優勝の可能性も感じ、自然と笑みがこぼれた。

しかし8時頃、強烈なアタリがあり、慎重にやり取りして上がってきたのは、46cmのマゴチ。この時間ロスが痛かった。

日が昇るにつれ、型は落ち、ピンギスが中心になったが、活性は高くアタリは止まらない。

周囲の選手からも「松尾さん優勝ですよ!」との声が飛び交った。

10時に納竿。

本部で検量すると、自分の釣果は242尾で3.8kg。

ただし、ほかの選手も大量に釣っており、優勝は4.9kgの猛者。

結果、個人戦は7位、団体戦は10位だった。

アクセス

【交通】
京都丹後鉄道・夕日ヶ浦木津温泉駅から車で約5分。

久美浜町から国道178号を東進し、浜詰海水浴場方面へ約7㌔。

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