釣りにおいて、魚を安全にキャッチすることは釣果を左右する重要な要素です。鋭い歯やヒレ、毒を持つ魚から手を守り、また魚へのダメージを最小限に抑えるために、フィッシュグリップは欠かせないアイテムとなりました。しかし、その種類や特徴を理解することが、より快適で安全な釣りを実現する鍵となります。
フィッシュグリップのメリットとデメリット
まずは、フィッシュグリップを使うことのメリットとデメリットを整理してみましょう。
安全性の確保: 鋭い歯やヒレ、毒を持つ魚から手を守り、怪我のリスクを減らします。
魚へのダメージ軽減: 魚体を直接触らないため、ヌメリを取ることなく、魚へのダメージを最小限に抑えられます。
スムーズな写真撮影: 魚を安全にホールドできるため、ブレのない写真を撮りやすくなります。
携帯性の問題: 大きさや重さがあるため、持ち運びが不便に感じることがあります。
使用できない魚種: フィッシュグリップによって、口が小さい魚や、サイズによっては使用が難しい場合があります。
従来の常識を覆す「ジョーグリップMC」
そんなフィッシュグリップの常識を覆すのが、第一精工の「ジョーグリップMC」です。最大の特徴は、従来のフィッシュグリップとは一線を画す「口持ち」スタイル。
通常、危険な魚を口持ち(親指を口に入れて掴む持ち方)するのは避けるべきですが、「ジョーグリップMC」はグリップ部分に親指を入れることで、まるで口持ちしているかのように魚をホールドできます。この独自形状により、魚の口に触れることなく、手で掴むような感覚で魚をキャッチすることが可能になりました。
「ジョーグリップMC」がもたらす独自のメリット
「ジョーグリップMC」ならではのメリットは、多岐にわたります。
どんな魚でもホールド可能: 体が厚いシーバスやロックフィッシュなど、従来のフィッシュグリップでは掴みにくかった魚も、この口持ちスタイルなら安定して掴むことができます。
しっかりとしたグリップ力: グリップ部分には滑りにくいスリット加工が施されており、濡れた手でもしっかり握り込めます。また、キャッチフックと顎(JAW)形状が魚の口にしっかりと掛かるため、魚が暴れても外れにくい構造です。
魚に優しいダメージレス設計: 魚の口を傷つけないよう、先端が丸く、曲線状に配置されたJAW形状を採用。魚への配慮も忘れていません。
コンパクトで軽量: ガラス繊維強化プラスチック製で、わずか77gという軽さ。カラビナも付いているため、持ち運びの負担になりません。
フィッシュグリップは、釣り人の安全と魚への配慮を両立させるために欠かせないアイテムです。「ジョーグリップMC」は、従来の常識を打ち破るユニークな「口持ち」スタイルで、より多くの魚種を安全かつ確実にホールドすることを可能にしました。フィッシュグリップの導入を考えているアングラーにとって、この新しい選択肢は大きなメリットをもたらすでしょう。
スペック
サイズ | 重量 | 材質 | 付属 | 価格(税込) |
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127×62×32mm | 77g | ガラス繊維強化プラスチック | カラビナ | 1980円 |
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