ケンサキイカが浅ダナで入れ乗りの時合もあり、上位入賞者は30パイオーバーの好釣果!「若狭おばまイカメタル釣り大会」Report
昨年から福井県小浜で始まった「若狭おばまイカメタル釣り大会」。
今期は開催日を週末から平日に移して、7月23日(水)に昨年同様、福井・小浜で「第2回若狭おばまイカメタル釣り大会(主催:若狭おばま釣り大会実行委員会、参加船:幸洋丸、直幸丸、幸翔丸、かどや丸、松福丸、雲丸、天輝丸、心共丸、丸吉丸)」が開催されました。
このイベントは、小浜のイカメタル釣りを体験してもらい、釣りを含めた小浜市のファンを増やすことを目的としたもので、小浜の遊漁船9隻が、実行委員会と共に中心となって行いました。
レギュレーションは昨年と同じで、エダ1本までのイカメタル、もしくはオモリグ(針は1つで、どちらもエサ巻きは禁止)での釣ったイカ(種類は問わない)の数釣り勝負(同数の場合はジャンケンで順位決定)。表彰は総合部門で10位までが対象となりました。
「第2回若狭おばまイカメタル釣り大会」
開会式後、すぐに乗船が始まり、ポイントへと出船。
この日は、全船が浅場のポイントに密集します。
筆者が乗船した直幸丸(小浜・西津港)は、水深26mラインにアンカーを入れました。
各船の用意が整うと、一斉にスタート。潮が緩いので、船長の指示はメタルスッテ10号。これでほぼ真下に降りました。
明るい時間帯に船で数ハイ取り込まれましたが、本格的に上がり始めたのは集魚灯が灯ってから。
19時半頃から底でアタり、やがて浅ダナでも釣れ出して、水深10mから底までがヒットダナになりました。
この日釣れるイカは小型が多く、アタるが掛からない、というシーンも多かったですが、パターンを掴んだ人はダブルを含めて一気にツ抜け。
その後もコンスタントに数を伸ばしていきました。
大会の規定により、22時半に納竿。帰港してすぐに集計が行われると、上位入賞者の発表がありました。
表彰式でのインタビューで、優勝者は「前半は伸びなかったが、後半、キャストしてボトムをカーブフォールで攻めると、1投1パイで釣れ、ダブルも含めて数を伸ばせた」と話していました。
この大会は、昨年の第1回でもそうでしたが、参加賞も豪華でお得です。

▲第2回大会の参加賞。メタルスッテやドロッパー、名産の箸、サバ缶なども入っていて、超お得
今年も昨年に引き続き、メタルスッテやドロッパーなどの、すぐに使えるイカ釣りアイテムを始め、小浜名産の箸やサバ缶などが入っていました。
また、受付開始から開会式までは、イカメタル関連の各社がブースを出展しており、参加者は商品を手に取って説明を受けたり、購入もできました。
中には、会場限定カラーの販売もあり、注目を浴びていました。

▲大会の上位入賞者
総合部門(同数はジャンケンで決定)
1位:海本 博氏 37ハイ
2位:澤田 典代さん 33バイ
3位:寺村 成人氏 31パイ
ほか、4位と5位が30パイ、6位と7位が28パイ、10位と11位が25ハイと上位は拮抗した争いで、昨年に比べて全体的にイカの数も上がり、10位までの入賞者が表彰され、賞品も進呈されました。
表彰式後は、お楽しみ抽選会でサザエなどの海産物や、釣具などが当たり、平日開催にも関わらず、大いに盛り上がった第2回の大会は幕を閉じました。
この大会は来年度も、ここ小浜で夏に開催される予定です。