【エサ取り対策が釣果に直結!】年なしチヌもまじって数釣りが期待できる秋のカカリ釣り好釣り場(福井・若狭大島 西森渡船)

各地のカカリ釣り場では、チヌの好釣果が聞かれます。

日本海のカカリ釣り処、福井・小浜湾若狭大島の筏もその1つ。

大島西村の西森渡船の船長に聞けば、「いつも通りちゃうかなあ」と答えてくれましたが、その釣果を見れば、釣り場のポテンシャルの高さが伺えます。

最近は年なしクラスもチラホラ

夏場は比較的、良型がチラホラまじる小中型の数釣りのイメージが強いですが、今期の若狭大島ではその良型のサイズが一段と増した気配。

船長も「年なしがチラホラまじっていますなあ」と穏やかに話してくれますが、直近でも50cmオーバーが2尾。それに近い40cm後半も上がっています。

中でも8月末は連日の年なしチヌが登場!

8月29日に冠者島筏で50cmが、翌30日は涙水筏で52cmが仕留められました。

▲北名古屋の山田真彦氏がサナギで釣った50cm

▲草津の木村氏がサナギで上げた52cm

また、8月24日には冠者島筏でチヌ49cmと20~46cmを4尾と、良型を複数尾上げる日もありました。

▲24日の多賀町の三村賢悦氏が上げた良型チヌ

小中型のチヌは日中でもコンスタントに食ってくるそうですが、良型、大型に関しては、「最近は夕方の時合にアタリが集中している」そうなので、ラストまで諦めず、じっくり粘ることで、ビッグサイズを仕留める確率を高められそうです。

チヌの食いは活発で2ケタ釣果も連発!

数に目を向けても十分なもの。

8月30日に冠者島筏でチヌ20~32cmを55尾の大釣りを筆頭に、2人で21~27cmを39尾、1人で19~32cmを21尾、1人で20~32cmを32尾など、続々と好釣果が出ています。

▲8月29日に涙水筏で向日市の辻村氏がチヌ19〜32cmを21尾

▲8月29日は冠者島筏で京都の渡邊氏がチヌ20〜32cmを32尾

▲9月1日は冠者島筏で大津の西村氏ら2人でチヌ21〜27cmを39尾

エサ取り対策がキモ

船長に好釣果への秘訣を聞くと、「まだまだエサ取りが多いから、まずはそれをかわすことかな」との返事。

現在はサンバソウの新子が湧いているそうで、いかにエサを少しでも長く残すかがキモの様子。

型、数問わずに、ヒットエサはサナギがメインになっているのも頷けます。

▲当たりエサのサナギ

ほかに、エサ持ちを考慮してコーンやアケミの丸貝などを使っている人もいるそうです。

例年のパターンだと、これから季節が進むにつれて、チヌは数釣りが高確率で期待でき、良型、大型もまじるという、1年の中でも佳境に入っていきます。

残暑厳しい現在でも、数釣り&型ともに好状況の若狭大島の筏、これからの秋本番が楽しみなところですね!

ちなみに、船長の話では「チヌ釣りの合間にアオリイカやサヨリを狙う人もいる」そうで、筏や一文字を問わずに、エギングで新子のアオリイカが、サヨリはまだ鉛筆サイズですが釣れているとのこと。

若狭大島の筏は、チヌ狙いだけでなく、ほかのターゲットを狙いたい人にもオススメです。

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