先日、自身2度目の「アマラバ」に挑戦してきました!アマラバっていうのは、タイラバで高級魚のシロアマダイを狙う釣りのこと。
実は前回、見事にボウズを食らいまして…(笑)。でも今回は、有名船長の船でしっかり教わりながらリベンジ!結果、なんと4尾のシロアマダイをゲットして、竿頭になることができました!
この記事は、僕みたいなアマラバビギナーに向けて、あの日船長から教わった「釣れるキモ」をシェアするのが目的です。小難しい話やアイテムの紹介はナシ!早速いってみましょう!
船が流れない…そんな時こそアマラバの練習に最適!
当日は、風も潮もゆる〜い、正直言って釣りには厳しい状況。船がほとんど流れないので、いろいろなポイントを撃てません。
船長曰く、アマラバは「どれだけ多くのポイントを撃てるかでチャンスが決まる」そう。内心「マジか…」と思いましたが、この状況が逆に、アマラバの核心を理解させてくれる最高のレッスンになったんです。
アマラバの基本は、タイラバを底まで落とし、ハンドルを5回くらい巻いたらまた落とす、の繰り返し。
マダイみたいに中層まで巻いて広く探るんじゃなくて、アマダイが潜む巣穴の真上をピンポイントで「コンコン!」とノックしていくイメージ。
そんな状況で大事なのが「ヘッドの重さの調整」なんです。
「底が取れる重さならOK」じゃない。これが前回の僕との決定的な違いでした。
実はこれ、アピール度云々というより、「仕掛けを落とすポイントを、意図的にズラす」ための超重要テクニックなんです。
船は潮や風で少しずつ流れていますよね。同じ重さのヘッドを使い続けると、ラインの出ていく角度もほぼ同じになり、気づかぬうちに、寸分違わぬ同じ場所ばかりを撃っている可能性があるんです。
そこでヘッドの重さを変えると、仕掛けが沈む速度や角度が変わり、着底するポイントが微妙にズレる。この数メートルの差で、今まで見過ごしていたアマダイの目の前に仕掛けを届けることができるんです。
もちろん、変えなくてもいい日もあります。でも、「あれ、アタらないな?」と感じた時に重さを変えてみる。この状況に応じた調整こそが、釣果を分ける大きな一歩になるんですね。
船長直伝・釣果アップのプチ情報
厳しい状況で釣果を分けた、船長のアドバイスは本当にシンプルでした。
・トレーラーは必須!でも付けすぎはダメ
フックに付けるワーム(トレーラー)は絶対にあった方がいいそう。でも、ボリュームを出しすぎると、タイラバ本来の動きを邪魔しちゃうので逆効果なんだとか。またシロアマダイの口が小さいので、ミスバイトにも繋がりやすいのだそう。
・巻き上げスピードに変化を
着底からの巻き上げは、たまにゆっくり巻いたり、逆にシュッと速く巻いたり、いろんなパターンを試すのが大事。
・とにかく繰り返す!信じる者は救われる
「着底→5回巻き→着底」。正直、単調で心が折れそうになります(笑)。でも、この繰り返しの中にしか答えはありません。信じてやり続けた人にだけ、あのアタリが訪れます。
この単純だけど奥深いテクニックが、アマラバの”沼”なところ。もしシロアマダイを釣ってみたいと思っているなら、ぜひこの「縦の釣り」と「ヘッドの重さの調整」を意識してみてください。きっと世界が変わりますよ!