「夜のイカ釣りには行きたいけど、帰路が不安」と言う方、多いのではないでしょうか。
夜のイカ釣りは、基本的に港に帰ってくるのが深夜。
そこから荷物を積み込んで、自宅まで…。
釣行先までの距離にもよりますが、帰路の運転で睡魔と闘いながら…は夜のイカ釣りに付随してくる要らぬオマケだと思います。
そんな状態で運転するなら、帰港後はそこで泊まって、翌朝スッキリして安全運転で帰る、そんなパターンもアリだと思いません?
ここでは日本海側の若狭エリアで、夜のイカ釣りが楽しめて、帰港後はそこの船宿で泊まることができる、宿付きのオススメ船宿を紹介します。
福井・高浜エリア
釣り船や筏、磯渡船を営む、高浜町日引の由幸。
釣りは春から秋までのシーズン限定ですが、宿は「料理旅館」と銘打つほど本格派で、名物の若狭フグや、秋から春はカニ料理も味わえます。
船釣りではなく、ファミリーで筏釣りを楽しんで、宿泊&料理に舌鼓を打つグループも多いとか。
福井・若狭大島エリア
6~9月までの期間限定のイカ釣り船で出船している、若狭大島の釣船くない。
合わせて宮内旅館も営んでおり、夜のイカ釣りに乗船した方は特別価格の宿泊プランが適用されるので、お得です。
そして、素泊まりだけでなく、1泊朝食付きのプランも可能。
また、宿泊者だけでなく、イカ釣りに乗船すれば、希望者は帰港後に館内のシャワーを利用することもできます。泊まれないけど、汗を流して帰りたいという人にも、ありがたいサービスですね。
福井・敦賀エリア
イカ処、敦賀・色浜で旅館遊三閣も併営する日吉丸。
夏場は水島への海水浴客も多数で予約困難ですが、秋から春のシーズンは比較的宿泊の予約が取りやすいです。
船が出る桟橋までは軽トラックで釣り道具やクーラーを運んでくれるので、ラクチンそのもの。
帰港後には、浴場で湯船に浸かれて体も温まり、スッキリと快適。
素泊まり、朝食付き、どちらも好みで選べます。
敦賀・色浜の人気船、泰丸は乗船した釣り人のみ、宿泊を受け入れている船宿。
イカ釣り帰港後の宿泊だけでなく、五目釣りやタイラバなどの午前便なら前乗りでグッスリと睡眠を取ってから乗船と言うパターンで利用する人も。
素泊まり、朝食付きと、2つのプランがラインナップ。地元・福井にコダワったお米でふっくら炊き上がった白ご飯も美味です。
敦賀・縄間の八幡丸も民宿伝平荘を併営する船宿。
本館、新館とキャパも十分で、複数グループにも対応可能です。
宿の裏が海で、桟橋まで数十秒。
部屋はWi-Fiが利用可能なのも嬉しいポイントです。
料理も本格派で、1泊2食コースなら敦賀フグや越前ガニの付くプランもあります。
もちろん、釣りメインの素泊まり、または朝食付きプランもOKです。
以上が、つりそくオススメの宿付きイカ釣り船宿です。
帰路は眠気との戦いが待っているイカ釣りも、泊まって翌朝に帰路に就くようにすれば、安心と安全の度合いが高まります。
次回のイカ釣行は、「泊まって帰る」も選択肢の1つにして、自身に、そして家族に安心を付加してみてはいかがでしょうか。