釣具店でよく見る「青イソメ」と「赤イソメ」。なんとなく青イソメを使っているけど、赤イソメとの違いや、効果的な使い分けが気になったことはありませんか?
実はこの2種類、色だけでなく様々な違いがあり、状況に合わせて使い分けることで釣果アップが期待できます。
この記事では、青イソメと赤イソメの違いから、釣れる魚、効果的な使い分けのコツまで、初心者にも分かりやすく解説します。
そもそも何が違うの?5つのポイントで比較
では、詳しく5つのポイントに分けて掘り下げていきましょう!
青イソメと赤イソメ、実はもともと同じ種類のイソメです。養殖される青イソメの中に稀に現れる赤い個体を、選別・養殖したものが「赤イソメ」として流通しています。
青イソメ: 皮が比較的しっかりしていて硬め。キャスト時やエサ取りが多い状況でも針から外れにくい「針持ちのよさ」がメリットです。
赤イソメ: 青イソメより身が柔らかく、魚が吸い込みやすいので「食い込みがよい」と言われます。ただし、遠投すると千切れることもあるので注意が必要です。
青イソメ: 活発な動きと独特の匂いで魚を誘います。特に夜になると体液が発光するため、夜釣りでのアピール力は抜群です。
赤イソメ: 最大の武器は水中でも目立つ色。海が濁っている時や、日中の釣りで視覚的なアピールが非常に効果的です。
希少価値がある分、赤イソメのほうが価格は高めに設定されている傾向にあります。しかし、店舗によっては同じ価格で販売していることもありますので、行きつけの釣具店で確認してみるのが良いでしょう。
動きの活発さに大きな差はなく、最も重要なのは「鮮度」です。購入する際は、パックの中で元気に動いている新鮮なイソメを選びましょう。
状況に合わせた使い分けで釣果アップ!

▲青イソメ
青イソメと赤イソメの違いと使い分け、ご理解いただけたでしょうか。
基本は、入手しやすく万能な「青イソメ」をメインに使う。
濁りや食い渋りなど、状況を変えたい時に「赤イソメ」を試してみる。
エサひとつで釣果が大きく変わるのが、釣りの奥深いところです。次の釣行では、ぜひ状況に合わせたエサ選びで、1尾でも多くの魚との出合いを楽しんでください!