少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じるようになってきました。
大阪湾では秋になると、「タチウオ」がシーズンを迎え、多くの釣り人がタチウオを狙って釣りに出掛けます。
兵庫・須磨の仙正丸で楽しむ
秋の”船テンヤタチウオ”
今回は、”船テンヤタチウオ”と言う、ゲーム性が高い人気の釣りが楽しめる、兵庫・須磨の仙正丸に乗船。つりそく船釣りクラブ員が参加し、9月14日に釣りに行ってきました。

▲つりそくのオフィシャルクラブ「つりそく船釣りクラブ」。今回は23人が参加しました
4時半に集合し、受付けを済ませたら乗船。5時過ぎに出船しました。
今回は神戸沖のポイント。水深は60~70m前後でした。ポイントへ到着すると、仕掛けを準備。船長の合図で釣りを開始します。

▲須磨の仙正丸

▲船テンヤタチウオで使う仕かけ。エサはイワシやサンマを使います
仙正丸の乗船料金は、1人8000円(エサ別、氷付き)※2025年時点。
エサは船でも購入が可能。氷は、帰港後に貰うことができるので、乗船中に必要な人は持参が必要です。また別途、駐車場代が必要です。
朝イチからタチウオが次々とヒット!
仕掛けを入れると、さっそくヒット! 船テンヤタチウオは、基本的には食い上げてくるようなアタリが多く、コツコツと小さなアタリがあれば、合わせを入れて掛けていきます。

▲大型タチウオとのやり取りを楽しむ柿本さん

▲左舷ミヨシの柿本さんは、波の揺れがある中、タチウオのアタリを感じ取り、大型を釣り上げていた
朝イチは潮が緩く、タチウオの活性もバツグン! 入れアタリ状態で、次々とタチウオが船に上がります。

▲武山氏も見事にキャッチ

▲寺地氏もグッドサイズを釣り上げていた

▲早掛け賞を手にした青山氏

▲林氏は2ケタ超えで大型もキャッチ

▲屋敷氏が釣り上げたタチウオ

▲ベテランの中村氏は、坂氏に負けじと次々とタチウオを釣り上げていた
メーターオーバーの良型も登場して、大盛り上がり!
サイズは、幅指3本前後が多かったのですが、中には4~5本サイズも。良型が船に上がると、周りの人からも「でかいっ!」と声が上がっていました。

▲この釣り初めての荻野氏も良型をキャッチ

▲右舷のトモに釣座を構えていた山岡氏は115cmを釣り上げました

▲ベテラン山本氏はコンスタントにタチウオを釣り上げていました
中盤は潮が速くなり、この時期特有の2枚潮に。釣り辛い状況で、朝とパターンも変わっていきましたが、仕掛けをキャストしてカーブフォールしている人にアタリがよく出ていました。

▲昨年の大阪湾タチウオKINGバトルで優勝を手にした、坂匠氏
納竿は12時。この日は山岡氏が最大115cm、数は坂氏が55尾と圧巻の釣果でしたが、乗船者全員が十分なお土産を確保して、満足の納竿となりました。

▲ベテランの大野氏が釣り上げたタチウオ

▲砂山氏もパターンを掴み、タチウオを釣り上げていました
タチウオ釣りは今が最盛期ですが、まだまだこれからも楽しめるので、時間を見付けてぜひ、釣りに行ってみてください。
タチウオのアタリをキャッチして、掛けていくこの釣りは、やってみると、その面白さにハマってしまうハズです。