ここ数年で、釣り人の間で認知度が高まった「シロアマダイ」。大型のものは高値で取引きされている、いわゆる”高級魚”のひとつで、料亭などで扱われている美味しい魚です。

▲シロアマダイを釣り上げて笑顔のトモチンさん。初めてのシロアマダイ釣りで40cmオーバーの良型を釣り上げました!
高級魚「シロアマダイ」が和歌山・中紀エリアで狙える
そんなシロアマダイが好調に釣れているのが、和歌山県中紀エリア。
由良から出船している松っちゃん丸では、高級魚のシロアマダイが継続して釣れていて、40cmオーバーの良型も釣れています。
そこで、美味しいシロアマダイを釣るため、9月18日に乗船してきました。

▲由良の松っちゃん丸
松っちゃん丸は、中紀エリアのさまざまな船釣りに精通している、松下船長が案内してくれる釣り船。気さくな船長で、常連からビギナーまで幅広い層が楽しめる釣り船です。

▲松っちゃん丸の松下船長
5時に集合し、5時半に出船。松っちゃん丸では、朝の受付時に乗船料金を支払い、そして乗船名簿を記入し、釣座を決めます。
シロアマダイ狙いの乗船料金は1人12,000円で、エサ別、氷付き。エサや仕掛けの販売もあるので安心です。

▲松っちゃん丸で販売している仕掛け

▲エサはホタルイカを販売しています
ポイントに到着すれば、さっそく釣りを開始!
釣り方は天ビンを使ったフカセ釣りで、オモリは50号です。仕掛けは2~3本鈎でハリスは3号を使います。
エサは船で販売しているホタルイカやオキアミ、青イソメなどが有効です。
開始第1投目にいきなり常連がヒット! グッドサイズのシロアマダイが上がりました。
さらには、左舷の女性アングラーも続けて釣り上げます。
この釣り初めてのトモチンさんにも良型がヒット!
さらにもう1尾追加しました!
グッドサイズのシロアマダイが羨ましい~!
シロアマダイは、底に生息している魚なので、底付近を狙います。基本的には、底を2、3度トントンとオモリを叩き、その後0.5~1mほど仕掛けを上げてアタリを待ちます。
イメージとしては、底を叩いて泥を巻き上げて、シロアマダイの注意を引きます。アタリはその時の食い気によって変わりますが、この日は潮が緩いこともあり、食いが渋め。待っていると居食いしてエサが取られていたりしたので、アタリがココンとあれば、すぐに合わせてあげるのがよかったように感じました。

▲編集部の中村も良型のシロアマダイを釣り上げました。中村は良いサイズを2尾釣り上げて大満足!
そして、お昼頃には松っちゃん丸の有難い”シラス丼”のサービス。松っちゃん丸では乗船者全員にお昼頃にシラス丼のサービスがあります。
う、嬉しすぎるサービスです!

▲中紀で獲れた美味しいシラスをいただくことができます

▲シラス丼を食べて笑顔のお2人。海を見ながらシラス丼が食べられるなんて…、幸せ過ぎます!
そして、気づけば納竿の時間。
この日は潮が緩く、決して食いがいいとは言えない1日でしたが、船中全員がシロアマダイをキャッチ! 40cmオーバーも多数上がりました。
今のシロアマダイは腹の中に内臓脂肪がたっぷり入っていてとても美味。秋の美味しいシロアマダイを釣りたい人は、早めに行ってきてください。