でっかい魚を釣りたいのは、釣り人なら皆が思うことではないでしょうか。
そんなあなたの願い、ノマセ釣りで叶えてみませんか。
関西圏でのノマセ釣りのメッカ、京都府宮津沖ではただ今、ヒラメが好シーズンを迎えていますが、そのヒラメが大判揃いで上がっているんです。
大判ヒラメが連発中!
宮津・養老大島の裕凪丸では、定置網に入る生きエサを使ったノマセ釣りで出船していますが、最近はエサが大きいようで、その釣果はアコウなどの根魚よりも、ヒラメがメインになっています。
上の写真は、10月8日に釣れた大判ヒラメ、87cm!
この日は、これ以外にも75cmの大判が上がっています。
また、エサが大きいと、そのほかに釣れるゲストも型が揃っているのが魅力。
青物やソイ、ガシラなどの根魚も釣れています。
一発大型狙いのキモ
先日、裕凪丸の山崎太一船長に、大物狙いの話を聞く機会がありました。

▲オーシャンブルー裕凪丸の山崎太一船長
「最近はエサのアジが大きいから数は出ないけど、ヒラメは大きいのがよくアタる」そうです。
そんな太一船長は「数より、型派」。
エサは大小まじっていますが、慣れた人には大きいエサを推奨しています。

▲大判ヒラメ狙いなら、大きめのエサでも十分に食ってくる
通常の根魚狙いなら、15cmもあれば「大きいかな」とも思えるサイズですが、「もっと大きいモノをエサにすることもある」そう。
ただし、根魚などを含めたアタリの数は減るので、アタリがないと我慢できない人は小さいエサをオススメします。
当然ながら、メリット、デメリットは存在しますね。
ちなみに筆者は、以前にサバの20cmをエサにして、良型のヒラメを釣りました。20cmでも、大判ヒラメには大きすぎる、ということはないです。

▲以前に筆者が良型ヒラメを釣った時のエサは20cmほどのサバ
そして、大判ヒラメの捕獲率を高めるのは、大きいエサの使用だけではありません。
船長が言うには「エサのサイズと活きの良さが大事」。
なので、エサが底付近で元気よく泳いでアピールしてくれることが重要です。
大物を狙うベテランは、エサ付けの時から弱らないようにバケツの中でソフトにスピーディに鼻掛けに。
仕かけを下ろす時も軽くサミングしながら下ろし、エサへの負担を軽減させているそうです。
だから、数少ないアタリの中でも、アタる確率が上がるとか。
エサを弱らせない、はノマセ釣りのキホンですね。
船中全員にアタるほどの数は出ないとは言え、釣る人はしっかりと釣っています。
条件よい日なら、1人で2尾、3尾と上げる人もチラホラ。
釣れるか釣れないかは、最終的には運任せですが、大判ヒラメの捕獲率を高めることは十分に可能です。
ご当地船長のアドバイス、しっかり聞いて、でっかいヒラメに挑んでみませんか?