秋はアオリイカ釣りのベストシーズン。
中でもボートから狙う「ティップランエギング」は、初心者でもチャンスが多い釣り!……なのですが、ただエギを落としてシャクるだけでは釣果は安定しません。
そこで今回は、初心者が釣果をグッと伸ばす5つのポイントを紹介します!
①エギの重さを“潮流と水深”で選ぶ
ティップランでは「底を取る」ことが命!
潮が速いのに軽いエギを使うと、底が取れずイカに届きません。逆に、潮が緩いのに重すぎるとアクションが鈍くなります。
以下はあくまでも目安。乗船する遊漁船の船長さんの話を聞きながら重さを選んでみてください!
・水深10~20m:25g前後
・水深15〜25m:30~40g前後
・水深30〜40m:40g〜45g
・速潮・深場(50m以上):50g〜60g+追加シンカー
基本は「底が取れる範囲で、できるだけ軽いウェイト」を選ぶこと!
②ティップの変化を“集中して観察”
ティップランの“アタリ”は目で取る釣り。
穂先が「ふわっ」「ピタッ」「スーッ」と動く瞬間を見逃さないことが重要です。
イカはエギに違和感を感じるとすぐに放してしまうので、とにかく違和感があれば即アワセ! を心掛けるだけでも釣果が大きく変わりますよ。
③カラーローテーションで当たりカラーを見つける
ティップランでは、当たりのエギカラーを見つけた途端にアタリが増えることがしばしば。
釣行日の前日までに船長によく釣れているカラーを聞いたり、よく釣っている同船者のカラーを観察するのが釣果への近道。
なので、エギのカラーは複数色持っていくことをオススメします!
④メリハリのあるアクションを!
基本は着底後、3~5回前後コンパクトにシャクって、しっかりステイ(待つ)が基本!
この「ステイ」が重要なので、誘った後はイカが近づき、抱くまでの“間”をイカに与えてあげることが大切です。
⑤船長のアナウンスと乗船者の情報を大切に
乗り合い船では、船長が魚群探知機を見ながらイカの反応がある水深やポイントの地形などをアナウンスしてくれます。
また、周りで釣れている人の情報も非常に重要です。
ヒットしたエギのカラーは? どのくらいの水深で当たったか(何回シャクったか)? どんな誘いをしていたか?
釣れている人を観察し、自分の釣りに取り入れることで、釣果アップのヒントが掴めます!
秋の数釣りを満喫しよう
秋のティップランは、アオリイカの数釣りが楽しめる最高の季節!
今回ご紹介した5つのコツを意識するだけで、初心者の方でも釣果は大きく変わるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね!