釣りの魅力に、「魚とのやり取り」、「食べる楽しみ」がありますが、この2つを同時に満たしてくれる魚と言えば、アナタはどのターゲットを思い浮かべますか?
この秋の太平洋なら、紀伊半島のキハダが浮かぶ人も多いかもしれませんが、日本海側では「メダイ」がその1つに挙げられます。
メダイは、真っ黒な皮膚から湧き出るヌルのこともあって、見た目には美味しそうとは思えない魚ですが、型のよい丸々と肥えたジャンボサイズは「料亭直行の高級魚」とも言われるだけあって、とっても美味。知る人ぞ知るグルメなターゲットです。
そのメダイがただ今、日本海の浦島グリで釣れ盛っています!
メーター前後のジャンボが続々のガチンコバトル!

▲若狭大島・庄栄丸
見てください、このサイズ。
この秋は特に大型が目立ち、アベレージは90cm前後、日によっては全ての魚が90cmオーバーで、メーター級まじりと言う日もあります。

▲小浜西津・直幸丸
メダイは浮袋がないので水圧の変化にも強く、水深100m前後の深ダナでヒットしてからは水面に上がってきてタモに取り込まれるまで暴れまくります。
1mにもなる超大型のその引きは、10号以上の太ハリスをブチ切っていく時もあるほど。
ヒットしてもバラシも多く、取り込みに至るまでの割合が、なかなか100に近づかないターゲットです。
その難敵、メダイですが、福井県の若狭大島や小浜から出船している釣船で連日船中2ケタの爆釣っぷり。
大物だけに、なかなか全員に釣れることは少ないターゲットですが、中には90~100cmを1人1~4尾(船中26尾)などの凄まじい釣果も飛び出しています。

▲若狭大島・庄栄丸

▲小浜西津・直幸丸
写真の釣り人たちの、この満足そうな顔を見れば、壮絶なガチバトルを制し、心地よい疲労感とジンワリと込み上げる満足感を全身で表しているようです。
この浦島グリのジャンボメダイ、12月に入ればポイントまで行けない日が多くなるので、実質の釣期はあと1か月ほど。
絶好調キープ中の今をおいて狙わない手はありません。
また、ゲストではブリやマダイがまじっており、メダイ以外の大物も期待十分。

▲若狭大島・庄栄丸

▲若狭大島・庄栄丸
運が良ければ、ジャンボメダイに大ダイ、ブリと3種の大物ゲットも。
大型のメダイを取り込むコツは、「事前のドラグ調整とこまめな仕かけチェック」だと船長。ハリスなどに小さな傷が付いていたりすれば、バラシの原因になるので、仕かけの予備は多めに持参しておきましょう。
この秋、BIGファイトと美味しいグルメを堪能したい方は、ぜひハイシーズンの浦島グリでジャンボメダイにガチバトルを挑んでみてください。
今ならきっと満足できる釣りが体感できるハズです。
基本的な仕かけは、パワーのある電動リールにPE4号以上、天ビンズボの吹き流し仕かけ(ハリス10号以上全長3m)で、オモリ100~150号、クッションゴム3~3.5mm1m。マキエはもちろん、サシエはオキアミがメインとなります。

























