京都府宮津沖では生きエサのノマセ釣りが盛んですが、今期はどうやらエサの取れ具合が安定しない様子。
生きエサが1日使用できるほどは十分に確保できずに出船がままならない状態…だったんですが、それならと確保できるだけのエサを使い切った後は違う釣りを楽しもうと、ポジティブに捉えて、新たなメニューで出船し始めているのが、宮津・里波見の一心丸。

現在は、生きエサのノマセ釣り&切り身エサのオニカサゴやアマダイを狙った釣りが楽しめます。
ヒラメ&オニカサゴの二刀流
一心丸では、それまでは生きエサが十分に入らない時は出船中止などの措置も取っていましたが、ここへきて方針転換。
「エサが足りないなら使い切れば、違う釣りをすればイイ」、とリレーでの釣りが楽しめます。
そのリレーの対象となったのが、天ビン仕かけを使った切り身エサでのオニカサゴ狙い。

好漁場が点在する宮津~丹後半島沖ならではのリレー釣りで、タックルはそのままに、仕かけをチェンジするだけでOKです。
その釣果がこちら↓


皆さん、生きエサで釣ったヒラメと、切り身エサで釣ったオニカサゴなどの根魚でよい土産になっています。
11月5日には、船中でヒラメ52〜55cm3尾と40cmにオニカサゴ27〜42cm13尾とガシラ30〜33cm5尾にアオハタ28〜35cm3尾など。
この日は全部で40尾ほどのアジが入荷でき、エサ切れになった後は天ビン仕かけの切り身エサで狙ったそうです。
船長に聞けば、今後もエサが安定して取れなければ、当日のあるだけを使ってヒラメをメインにアコウなども狙い、その後は仕かけを変えて、切り身エサでのオニカサゴを主体にガシラやアマダイなどのゲストも期待できるそう。
リレー釣りなので、途中で仕かけを変える二刀流の釣りにはなりますが、釣り人側は普段のノマセ釣りの道具に、天ビン仕かけを持参するだけ。
オモリもノマセ釣りで使う70号を基準に、潮がある時は80号もあればバッチリだそうです。仕かけは市販のオニカサゴ用やアマダイ用でOK。
エサは船宿でアジなどの生きエサと、サバの切り身エサが用意されています。天ビン仕かけでアマダイをメインに狙いたい時はオキアミやホタルイカ、青イソメなどを持参しておくと、ヒット率も高まるかも。
エサが取れないことから始まった「ヒラメ&オニカサゴの高級魚2本立て便」。これはケガの功名か、釣り人にとっては、“美味しい根魚尽くし”のありがたいリレー便の誕生ですね!
※生きエサの取れ具合は日に日に変わるので、切り身エサだけの釣りになる場合もあります。ノマセ釣りのみを希望の方は、直接お問い合わせください。

























