【警告】「バキッ!」と折れるその前に! 秋冬の船釣りで”穂先折れ”が増える「3つの理由」と防ぎ方を紹介

船釣りでは、穂先折れの原因の多くが仕掛けの巻き込みによるもの。特に、秋冬は穂先折れの相談が増えやすいんです。

なぜこの時期に折れやすくなるのか? その理由と防ぎ方をまとめてみました!

秋・冬に穂先折れが増える理由

①風・ウネリで船が揺れやすい

秋冬は北風が強まって海が荒れやすいシーズン。

巻き上げの最中に船が上下すると、仕掛け側は止まっていても竿だけが大きく動きます。このとき穂先がオモリや金属パーツを“迎えにいく形”になり、コツッと当たっただけで折れることも。

②深場の釣りが増えて、仕掛けが長くなる

秋冬は深場を狙う釣りが多くなります。深場では仕掛けが長くなるため、巻き上げ位置の見極めがズレやすくなってしまいます。

あと数十cmのつもりが、気づけばスナップやオモリが穂先ギリギリに迫っていることも。

 ③寒さで指先の感覚が鈍る

防寒グローブを着用したり、手がかじかんだりすると、巻き上げ停止の“感覚”が遅れがち。

余分に巻き込んでしまい、金属パーツが穂先に当たるリスクが高まります。

穂先を折らないための防ぎ方

 ①ストップ位置を毎回決める

自分のタックルで、巻き上げ停止の固定位置を必ず統一しましょう!

ちなみに、イカメタルでは富所さんがこんな工夫をしています。参考になると思いますので、ぜひチェックを!

イカ先生がひっそりとしていた「穂先折れ対策」が目からウロコだった件

②道糸の色変化やマーカーで距離を把握する

PEラインの色替わりやマーカーを活用し、「あと何色で仕掛けが穂先に入るか」を常に意識しましょう。

視認できる指標を持つと、巻き込み事故が減りますよ。

③手巻き・電動ともに“早めの停止”

深場や長仕掛けでは少し早めに止める意識が重要!船が揺れる日ほど、早めの停止が穂先を守ります。

 ④オモリ・スナップを持つ動作を習慣化する

巻き上げ後は、穂先に寄せすぎず、手で仕掛けを持つ位置までラインを手繰りましょう。これを癖づければ、金属が穂先に触れる状況をほぼ避けられます。

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