ジギング&ティップランを楽しむ
「釣れてるでー、早おいでや!!」と甘い誘惑のラインをくれる船長がいる。
船長と言うよりも番長だ。
鳴門で「大和」という居酒屋を営む店主だ。
番長は毎日船を出し、食材となる魚を釣る。
「アオリはもう終わりやな。ハマチはめちゃ釣れてるで」との情報を受け、今季最後のティップランとジギングへ。
エギングでお馴染みの池内氏と浮本氏も同行した。
まずはジギングからスタート
沖に出ると、船団の数にテンションが上がる。
スピニングタックルでジグを投げ、ハイピッチの誘いで早々に釣り、ガンガン釣りまくる浮本氏。
スローな誘いで確実なパターンを掴み、釣果を伸ばし続ける池内氏。
そして、「ジギングは任せろ」と豪語するも、全く釣れない私…。
アジの泳がせをすると…
見兼ねた番長が、アジの泳がせを誘惑してきた。
魂を売った私は、竿を持ちかえた。
すると、アジの動きが、急変。
ズンっと竿が入り、上がってきたのはメジロ(船ではハマチと呼ばれていたが)だった。
魚の生命を感じ、ひとまず安心。
結局私は、ジギングではよい所を全く見せられないまま終了。
午後の部はティップランを楽しむ
相当厳しいと聞いていたので、覚悟はしていた。
本来ならアタリがありそうなポイントも反応が全くない。
やはり今季は終了なのか、と思ったその時、私のティップにアタリが!
合わせてみると、ズンッ!!「キター!」。
上がってきたのは、この時期にはありがたい良型のアオリイカ。
この値打ちある1パイが、よい所なしだった私の1日を帳消しにしてくれた。
こんなドラマが待ってる釣り。
やっぱり面白い。
大阪から2時間の鳴門。
来年は、通う回数が増えそうな予感。

当日の青物の釣果