朝夕の冷え込みとともに、海の中はいよいよ冬の豊漁シーズンに突入しています。 兵庫・淡路島エリアでは、タチウオや青物といった秋からのターゲットに加え、深場のクログチ、そして「幻の魚」とも呼ばれる高級魚・サンバソウ(イシダイ)など、多彩な魚種で賑わいを見せています。
今回は、そんな淡路島エリアから届いた、垂涎の最新釣果情報をお届けします。
淡路島エリア

釣り船宮
淡路沖のポテンシャルを最大限に引き出す、生穂発の「リレー便」が絶好調です。
その日の潮や状況に合わせてターゲットを変えるリレー便は、まさに「美味しい魚を全部釣りたい」というアングラーの夢を叶えるプラン。最近の釣果では、朝イチのタチウオからスタートし、ノマセ釣りや深場のクログチ狙いへと移行する豪華なコースが展開されています。
タチウオは幅指4本~4本半クラスの良型が混じり、良い日には1人20尾以上の数釣りも。そしてノマセ釣りや根魚狙いでは、50~60cm級の良型アコウやヒラメ、ブリ・メジロクラスの青物が竿を曲げています。
また、人気のクログチ狙いでは60cmオーバーの大型も姿を見せており、クーラーボックスが「茶・銀・赤」と色とりどりの高級魚で埋め尽くされる日も珍しくありません。

廣田丸
そして、待ちに待ったあのターゲットの便りが届きました。 11月19日に解禁を迎えた「サンバソウ(イシダイ)」釣りです。
由良沖のサンバソウは、その強烈な引き味と、脂の乗った極上の食味で多くの釣り人を魅了してやみません。解禁直後からコンスタントに釣果が上がっており、サンバソウやイシダイクラスも登場し、船上を賑わせています。
特に11月27日の釣果では、6名の釣り人でサンバソウが多数上がり、シーズン本格化を感じさせる結果に。独特のアタリを捉え、強引な突っ込みをかわして本命を手にした時の喜びは格別です。
本格的な冬を迎え、脂が乗ってさらに美味しくなる淡路島の魚たち。 リレー便で多魚種を狙うもよし、サンバソウとの真剣勝負に挑むもよし。防寒対策を万全にして、淡路島の海へ出かけてみてはいかがでしょうか。
最新の出船状況や空き状況は、各船宿のホームページや電話でご確認ください。

























