日本海側のイカは、シーズンによって種類が変わっていきますが、基本的には年中狙えるターゲット。
冬から春にかけては、「ヤリイカ」が主役です。
そのヤリイカ、例年なら11月には京都・宮津沖の深場で釣れ出しますが、今年は数回狙いに出てみたものの、数が出ておらず、まだかまだかとファンをヤキモキさせていましたが、ここへきてようやく本格化の便りです。
宮津沖に待望のヤリイカ到来!
宮津・養老大島の新幸丸では、日中の流し釣りでヤリイカを狙うのが冬の定番メニューの1つ。
先日の出船では、待望の「本格化!」と言える釣果が出ました。
新幸丸の宮立船長も「やっとヤリイカが入ってきました。沖に出られたら、釣れそうです」と話すように、12月9日は今季初の納得の釣果。


トップはヤリイカ29ハイ。
20パイ超が船中に3人もいて、全員がヤリイカの土産を確保。船中では73バイのヤリイカが上がっていました。
今までの出船でも釣れないことはなかったヤリイカでしたが、群れが小さかったようで、釣れても単発のシーンが多かったとか。
この日も前半はポツリポツリのヒットだったようですが、後半にはダブル、トリプルの連乗りが船中あちこちでチラホラとあったようで、本来のヤリイカ釣りのように数が伸びていました。

▲トリプルで上がったヤリイカ

▲群れを追う流し釣りなので、合図と同時に投入がキモ。胴突きのプラヅノ仕かけで狙う
サイズはパラソルとまではいきませんが、厚みのあるオスもチラホラとまじっているようで、これから安定して釣れ出せば、胴長30~40cmクラスの立派なサイズも期待できそうな気配。
まずはヤリイカの群れ到来を歓迎したいところですね。
新幸丸では、ヤリイカだけでなく、マダラやアマダイ、オニカサゴなど、いろいろなターゲットを狙って出船しているので、釣行希望日がヤリイカ狙いとは限りませんが、年明けはまだまだターゲットが決まっていない日も多々。
シケで出られないことも多い冬の日本海ですが、予約しないことには始まりません。
ヤリイカファンの皆さん、ヤリイカの群れは今年も宮津沖にやって来ました。あとは釣行して、あのコリコリとした美味な食感を味わってくださいませ。

























