魚屋の「あの緑の紙」の正体。キッチンペーパーとは違う「グリーンパーチ紙」の凄さ

スーパーの鮮魚コーナーや魚屋さんなどで、魚の下に敷かれている「緑色の紙」。 ただの包装紙に見えますが、実は「グリーンパーチ(耐湿紙)」と呼ばれる、プロ仕様のハイテク素材なんです。

グリーンパーチ紙の凄さ

その正体と、キッチンペーパーにはない凄さを3つのポイントで解説します。

① 濡れても「破れにくい」

最大の特徴は「耐湿紙(たいしつし)」という特殊な構造です。 キッチンペーパーは水を吸うと繊維がほぐれてボロボロになりますが、グリーンパーチ紙は水に濡れても強度が落ちません。 ドリップを吸っても破れず、剥がす時に紙が魚の身に張り付くこともないのです。

② 「乾かさず、蒸らさない」神バランス

ラップは「蒸れる」、新聞紙は「吸いすぎて乾く」。 グリーンパーチ紙はその中間です。「魚の乾燥を防ぎつつ、余分なドリップだけを適度に吸う」という、魚の保存に最適な湿度バランスを保ちます。

③ なぜ「緑色」なのか?

元々マグロの保存用に普及したためです。 マグロの「赤」を引き立てて美味しく見せる補色(反対色)が「緑」であり、血の跡を目立たなくさせる効果もあります。

ただの紙ではなく、水に強く、魚を美味しそうに見せて守る、まさに「魚専用のハイテク肌着」なのです。

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