「また落とした…」その溜め息が出る前に。第一精工が考えた、不器用さん救済システム

寒さが厳しくなると、どうしても指先が動かなくなってきますよね。 グローブをしていても、細かい作業は一苦労。

ルアーチェンジのとき、スナップやリングをつまもうとして、うっかり水面に「ポチャン」…なんて経験、誰しもあるはず。 あの瞬間のやるせなさといったらありません。 冬の貴重なチャンスタイムを逃さないためにも、サッと取り出せる環境は整えておきたいところ。

今回は、そんな冬の悩みにピタッとはまる、第一精工のロングセラーアイテムを紹介します。

MCケース#75R

第一精工の「MCケース#75R」。 スナップ、スイベル、スプリットリングといった小物パーツを入れておく円形ケースです。 一見なんてことのないケースに見えますが、かじかんだ指先でもスムーズに扱える「優しさ」が詰まっています。

爪でカリカリしなくていい「R形状」

出典:第一精工

1番の推しポイントは、底の形。 底面の角が丸い「R形状」になっているんです。 角が直角だと、小さなスナップが挟まってしまい、爪先で必死にカリカリと掻き出す羽目になりがち。 でもこれなら、指の腹で手前に滑らせるだけでスルッと取り出せます。 感覚の鈍った指先でも、グローブをつけたままでも、狙ったパーツをキャッチ。 まさに、冬の現場向きの仕様だと思いませんか?

必要な分だけ開くから、ぶちまけない

フタはクルクルと回す回転式を採用。 取り出したいポケットの場所だけを開けられます。 これなら、もし寒さで手が滑ってケースを落としても、中身を全て地面にぶちまける大惨事は回避可能。 強風でフタが煽られて、軽いパーツが飛んでいくリスクも減らせます。 現場での「安心感」が段違いです。

6ポケットでスッキリ整理

収納スペースは6部屋に分かれています。 サイズ違いのスナップや、予備のリングをきっちり分けて収納しておけば、現場で迷う時間もゼロに。 その日のターゲットに合わせて中身を入れ替えたり、ライトゲーム用、シーバス用といくつか用意して使い分けるのも賢い手です。

気分で選べる3色

▲左からブラック、フォリッジグリーン、ダークアース

カラーは3色展開。 中身が見やすいクリア素材をベースに、好みの色を選んでみてください。

スナップ交換のたびにモタついてイライラするのはもったいない。 そのストレスをワンコイン以下で解消して、釣りに集中できるなら安いものです。 指先が震えるほどの寒さの中でこそ、このケースのありがたみが身に染みるはず。 ぜひ釣具店で見かけたら手に取ってみてください。

サイズ 重量 素材 価格(税込)
直径75mmx厚さ15.2mm 28g ポリカーボネート 440円

第一精工公式「MCケース#75R」の詳細ページはこちら

第一精工(DAIICHISEIKO)

1937年創業、大阪市東成区を拠点と、「より良い確かな釣用品」をモットーに釣具を製造、販売するメーカー。「これがないと釣りができないわけではないが、無いと困るもの、あればスマートなもの」、いわゆる便利系アイテムを多数輩出!リールへのラインの巻き取り、ラインの巻き替えが簡単にできる「巻き替えスプール」、エギング用のランディングギャフを安全、コンパクトに持ち運べる「オートキングギャフ」などなど、多くのヒット作を生み出している。

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